有働由美子「今夜は私がお前たちと一緒だよ」石田ゆり子とともに、ミルクが飲めない赤ちゃん犬の命を救うべく夜を徹した作業に臨む

2025.4.8 10:15
有働由美子、石田ゆり子の写真

4月5日放送の『嗚呼!!みんなの動物園』では、俳優の石田ゆり子と、フリーアナウンサーの有働由美子が、保護犬のミルクボランティアに参加。夜を徹して作業が行われる現場で、小さな命と向き合った。

2人が参加したミルクボランティアは、母犬からの育児放棄や人間に捨てられるなど、様々な理由でお乳をもらえなくなり、ひとりでは生きていくこともままならない赤ちゃん犬たちに、母親の代わりとしてミルクを与える仕事。

有働らがお世話をしたのは、生後3週間の4きょうだい。たった1日でもミルクから栄養を取れなければ、死んでしまう可能性もある命に、4時間おきにミルクをあげることとなった。

中でも、保護されてからもミルクをあまり飲まなかったアラレちゃんは、4きょうだいの中で一番成長が遅れており、他のきょうだいたちの体重が800グラム前後はあるのに対し、1匹だけ600グラム台。アラレちゃんは4本の足で立つこともできず、ミルクを飲ませることが急務になっている。

有働由美子、石田ゆり子の写真

さっそく4きょうだいにミルクを与えることになった2人。石田が「カワイイね、君たちね」と声をかけながら簡単そうに哺乳瓶からミルクを飲ませるのに対し、有働は「全然減ってないわ」と苦戦してしまう。

すると石田は、有働にミルクを与える際の姿勢をレクチャー。実は石田は、保護犬・猫に医療を届ける団体の理事も務め、過去には生まれたての子猫を保護し、飼い主が見つかるまで4か月預かった経験も。そんな石田は、組んだ脚で赤ちゃん犬を支え、片手で頭を固定することを有働にアドバイス。そうすることで赤ちゃんの体勢が安定し、ミルクも喉を通りやすい角度になるという。

石田からのアドバイスを受け、スムーズにミルクを与えられるようになった有働だったが、アラレちゃんは相変わらずミルクを飲もうとせず。

ここで見かねた石田は、アラレちゃんを有働から預かると、口の中を指で触って、まだ吸う気があるのかを確認。どうやらいらない様子のアラレちゃんだが、栄養を取らせるために、注射器のような形をした“シリンジ”と呼ばれる器具で、直接ミルクを口に運んだ。

この時期に、1回の食事で飲んでほしいミルクの量は40グラムだが、結局30分かけてアラレちゃんが飲めたのは30グラム。目標よりは少ないものの、強引すぎるミルクあげは負担になってしまうため、今回の哺乳はここまでとなった。

こうしてミルクあげを終えた2人は、次のミルクあげが始まる3時間後まで、今回訪問した施設で預かっている他の猫ちゃんのお世話に徹し、目やに取りや人なれに向けたトレーニングに従事した。

有働由美子、石田ゆり子の写真
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