番組で21年前に取り上げた法律問題を再議論“本気で1人vs遊びで10人”ともに不倫をしていた夫婦のどちらが慰謝料を払う?
2025.4.3 11:40一連の議論を踏まえ弁護士軍団8人は、うち4人が“どちらも払わない”と答え、残る4人は“妻が多く払う”“夫が多く払う”それぞれ2人ずつ分かれる結果となった。
慰謝料とは精神的苦痛に対して払われるものとした北村晴男弁護士は、「お互いにやりたい放題3年間浮気をずっとしているんですよ。相手が浮気をしている知った、傷つきますか?っていう話ですよ」と“どちらも払わない”理由をあげた。
一方、“夫が払う”とした本村健太郎弁護士は、裁判官が浮気の本気度を押しはかることが難しいとし、「10人っていうインパクトが大きいですから、裁判官の心象が非常に悪いんですよ」と、より多くの相手と不倫関係にあった夫が、外型的に断罪されるという立場をとった。
“妻が払うべき”とした住田裕子弁護士、橋下徹弁護士は、妻の不倫の方が夫婦関係に対する破壊行為の質が高いと、加藤と同じような意見を表明。特に橋下弁護士は「令和は量より質」と、独自の価値観で妻の行為を重く捉えた。
しかしいずれの弁護士も、あくまでそもそも夫婦双方による泥仕合になるとの見解では一致。最終的に、MCの東野幸治が「浮気はしない方がいいということでございます」と議論を総括した。
写真提供:(C)日テレ
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