【速報】ハンバーガー日本一決定戦『Japan Burger Championship 2023』 決勝ラウンド第1試合は「肉肉しい対決」
2023.6.11 14:30日本一のハンバーガーを決定する大会『Japan Burger Championship 2023』の決勝ラウンドが横浜赤レンガ倉庫で行われている。entaxでは決勝ラウンド第1試合の様子をお届けする。決勝では指定食材となっているラムウェストン社の冷凍ハッシュポテト「ポテトスティックス」を使って90分以内(予選は60分)に作り上げることがルールとなっている。
■決勝ラウンド第1試合は予選4位『Penny’s Diner』VS予選3位『Grow』
予選4位の『Penny’s Diner』は、ハンバーガーを食べ歩いてアメリカを1周したオーナが、2016年に横浜にオープン。予選ではおいしい部分だけを厳選した150グラムの大きなパティと、バルサミコとホタテを使ったソース、レタスではなくルッコラを使用するというアイデアも見せながら、シンプル・イズ・ベストのバーガーを作り上げ8.63ポイントを獲得した。
一方予選3位の『Grow』は、「衰退していく街を何とかしたい…」という地元愛にあふれたヘッドシェフ・菊地良太が“りんご”“米”“和牛”に続く新たなカルチャーを根付かせたいとの思いで2016年にオープン。予選では見た目には生野菜が入っていないシンプルな『The Cheese Burger』を調理し、8.64ポイントを獲得した。
両者とも予選では塊肉からパティに下ろしており、決勝でもパティにこだわった「肉肉しい」バーガー対決が期待された。
決勝では『Penny’s Diner』が予選と同じく、塊肉からパティを生成。また小麦粉、米粉、桜エビ、白ビール、さらに紅ショウガ、キムチにコリアンダーを用意し、指定食材の「ポテトスティックス」と組み合わせた、特製のチヂミを作成。プルコギも使用し、韓国料理を意識した『Korean buger dx』を完成させた。
一方、『Grow』は、チポトレやガーリック、マヨネーズを使いパンチのあるソースを作る。一日寝かせ熟成させたパティの上に、厚切りベーコンとマカロニでマカロニチーズと指定食材「ポテトスティックス」をのせて、楽しんでもらいたいという意味の『FUNBURGER』を完成させた。ホットプレートの電源が入らず、タイムロスをする場面も見受けられたが、場所を入れ替えて焼くという職人技も披露した。
『Penny’s Diner』ヘッドシェフ・湯浅直人は「みんな大好きなプルコギを入れているのでみんな好きなはず。」とコメント。
『Grow』ヘッドシェフ・菊地良太は「審査員の皆さんも食べ疲れしているのではと思い、絡みやスモーキーさで仕上げたのが推しポイントです。」と答えた。
審査員のジャパンビアソムリエ協会・会長の山上昌弘は『Penny’s Diner』について「揚げたチヂミの食感がいい。レタスも折りたたまれていたり、食べた時の印象は韓国料理とも違うし、体験したことのない美味しいハンバーガーでした。」と評し、一方で『Grow』について「食感を出してきたという印象で、サクッとザクっとしたポテト。マカロニの豊かなフレーバー、スモークの余韻が残る完成されたハンバーガーで大変おいしかったです。」と話した。
決勝ラウンド第二試合は予選でもぶつかり熱い戦いを見せた、
予選2位『潮見Skippers’』と予選1位『Burger BigBang PJ』が再び相まみえる。
『Japan Burger Championship 2023』
今年2回目の開催となる日本一のハンバーガーを決める大会。全12店舗でハンバーガーの完成度を競い、優勝チームは、世界大会『World Food Championships』内の『World Burger Championship』ハンバーガー部門に日本代表として挑戦。会場では、大会出場店舗のハンバーガーを食べることができるほか、コラボグッズや人気アパレルなどの物販やドリンクも販売する。
<期間>
2023年6月9日(金)~11日(日)※雨天決行(荒天候時は中止)
6月9日・10日 11:00~20:00(閉場21:00)
6月11日 11:00~17:00(閉場18:00)
<場所>
横浜赤レンガ倉庫 (神奈川県横浜市中区新港1-1)
<入場料>
無料(※飲食は有料となります。)
<販売店舗>
ハンバーガー、フライドポテト、ビールなど計22店舗
<URL >
公式HPはこちら
<Instagram>
公式Instagram (@jburger_2023)