保護猫『ベロちゃん』が譲渡会へ…二子山親方は最後の夜に手作りディナーをふるまう
2024.3.4 11:103月2日放送の『嗚呼!!みんなの動物園』では、“猫LOVE親方”こと二子山親方が迎え入れた保護猫『ベロちゃん』(オス)の譲渡会参加が決まり、最後の日を迎えた。
ブリーダー崩壊の現場から保護されるまで5年間ケージで暮らしていた『ベロちゃん』。預かり生活当初は心を閉ざしている様子だったが、“猫LOVE一家”の優しさにふれ、先住猫たちと生活をともにするなかで、徐々に心を開くように。親方が猫たちと遊ぼうとおもちゃを手に取ると、真っ先に親方の元へ駆け出す様子も見られた。
譲渡会が間近に迫ったある日、親方の家を“師匠”ことお笑い芸人のサンシャイン池崎が訪問。親方は池崎に「譲渡会で環境変わった時に、ベロがどういう状況になるかなと…」と相談した。池崎は「緊張は絶対しますからね。お弟⼦さんもいるし他の部屋もあるんで、そこで疑似譲渡会みたいな 練習をしてもいいかも」とアドバイスを送った。
そこで親方は、早速『ベロちゃん』が入ったことのない部屋で擬似譲渡会を開催することに。『ベロちゃん』は緊張した様子でケージのなかを動き回り、親方も「不安な顔になってる」と心配そうに見つめた。譲渡会では初対面の人が多く訪れるため、こうした環境に『ベロちゃん』を慣れさせるべく、二子山部屋のお弟子さんが飼い主さん候補になりきった。お弟子さんが『ベロちゃん』におやつを与えると、『ベロちゃん』はすぐにおやつを口に運び、さらにお弟子さんからなでられても嫌がる素振りを見せなかった。この様子に親方は「とりあえず触れた。本当に慣れてきてる」と安堵(あんど)した。
いよいよ譲渡会まで、あと1日。『ベロちゃん』と過ごせる最後の夜に、親方は手作りのディナーを振る舞った。サーモンやささみで特製の三色丼を作ると、『ベロちゃん』たちは大いに喜び、床までなめるほどの食べっぷりで完食した。
その後親方は、『ベロちゃん』と最後のスキンシップ。「気持ちいいねトロ〜ンとして。ここが好きなんだよな」と何度も『ベロちゃん』をなでた。その後もなかなか寝付けない様子の親方は、数分おきに『ベロちゃん』を撫で続け、最後は『ベロちゃん』のケージの横で就寝。いよいよ譲渡会当日を迎えた。
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