山﨑賢人、共演の真壁刀義に軽く叱られる「いい加減にしろよ、信」

映画『キングダム2 遥かなる大地へ』（公開中、佐藤信介監督）の大ヒット御礼舞台あいさつが25日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、キャストの山﨑賢人、清野菜名、真壁刀義らが駆けつけた。

2019年4月に公開され、大ヒットした映画『キングダム』の続編。国境を越えて侵攻を開始した隣国『魏』討伐のため、主人公・信（山崎）が『秦』の歩兵として決戦の地・蛇甘平原（だかんへいげん）で戦うストーリーで、7月24日までの公開10日間で観客動員155万人を突破。登壇者はこの日、壇上でヒットを祝して鏡割りを行った。

今作を“夢の続き”と位置づける主演の山﨑は「夢の続きが始まって、どんどん皆さんの中で『キングダム2』が広がっていって、見てもらえているんだなぁと、うれしく思います」と観客にあいさつした。

清野と真壁はそれぞれ、信とともに戦う羌瘣（きょうかい）役、沛浪（はいろう）役を演じた。「撮影で頑張ることができる原動力は？」と聞かれると、清野は「賢人くん、そして賢人くんが演じる信」と返答。アクションシーンも評判の本作で主演を務めた山﨑の労を「体力がかなり必要で、すごく大変だったと思うんですけど、毎日毎日、本当に大きな声で皆さんを引っ張っていってくれて。いつも明るくて笑顔で、そんな姿を見ていると“もっと頑張ろう”って気持ちにさせてもらったので、本当に“賢人くん、ありがとう“って気持ちです」と感謝の思いとともにねぎらった。

公式サイトに寄せられたファンの質問を司会者が「突撃の号令の後に信が走り出すシーンで、信がめちゃくちゃ速くて驚きました。一緒に走り出した皆さんは、どう思われましたか？」と代読すると、真壁は「いい加減にしろよ、信、この野郎！」と軽く山﨑を叱ったうえで「もう俺は足腰にきていたのよ。信は本当にすげえ。ぶわーっと行って、“息が切れてねえなぁ”って（思った）。もう追いつけない」と恨み節で振り返り、清野も「速すぎて“ちょっと待って”って叫びたくなりました」と当時の心境を告白。山﨑は「僕としては“この世で一番、足が速いんだ”って思って走っていたので。みんなが“マジでやめてくれよ”って言っていたのを、山﨑としては“申し訳ないな”って思いつつ、信としては“関係ねぇ”って思いながら走っていました」と“釈明”した。

なお、登壇予定だった岡山天音は、体調不良のため大事を取って舞台あいさつを欠席した。