声優・島袋美由利&日野聡 第3章の主要キャストに!アニメ『チ。─地球の運動について─』
2025.1.9 17:15毎週(土)午後11時45分から放送中のアニメ『チ。─地球の運動について─』(NHK 総合テレビ)。今週放送の16話からは、第3章に突入。主要キャストとして、声優・島袋美由利、日野聡が登場する。
本作は、『週刊ビッグコミックスピリッツ』で2020年9月から2022年4月まで連載された漫画が原作で、第26回手塚治虫文化賞のマンガ大賞ほか、数々の賞を席巻。若き天才作家魚豊(うおと)が世に放つ、地動説を証明することに自らの信念と命を懸けた者たちの物語。
■島袋美由利、日野聡が登場!物語は第3章へ
自らの命と引き換えに地動説の証明を未来へと託したラファウの死が衝撃的だった第1章。第2章では、地動説の証明にたどり着くもバデーニ(CV.中村悠一)、オクジ―(CV.小西克幸)、ヨレンタ(CV.仁見紗綾)が悲劇的な最期を迎え、それが大きな感動を呼び起こした。
この度解禁された第2弾の本PVでは、地動説を証明するために信念と命を懸けたラファウ、バデーニ、 オクジ―、ヨレンタの名セリフが、新章のメインキャラクターたちに繋がっていく流れに胸を打たれる映像となっている。
「金を稼ぐ」という強い信念を持つドゥラカ(CV.島袋美由利)が地動説に関する本に衝撃を受け、その本を出版することで「既存秩序と対峙し新たな地平を次世代に広げることだ」と話すシュミット(CV.日野聡)。新たな者たちに“受け継がれた信念の炎”。「地球を動かすとしよう」というセリフで締めくくられるPV映像には、これまで物語を追ってきた人なら誰もが胸を熱くするだろう。
さらにヨルシカの新エンディング曲『へび』の一部も解禁され、より一層盛り上げる。 若き天才作家魚豊(うおと)が世に放つ、地動説を証明することに自らの信念と命を懸けた者たちの新しい物語が始まる!
〈ヨルシカ コメント〉
ある日見たへびの鱗が綺麗だったので、へびをテーマにした曲を書いてい た時、ふと『チ。』との親和性を感じました。 聖書では知恵の実を食べる人間と、それを唆したへびの構図が有名です が、それはシンプルな知への欲求の比喩だと解釈できます。 そこから、へびが春に眠りから目覚め、外に這い出して世界を知る歌を書きました。 また、この歌が典拠としているのは唐代の詩人、元稹の「離思」の一節です。
曾经沧海难为水
除却巫山不是云
意訳すると「大海を知った後ではただの水では満足できない。巫山の雲以外を雲とは思えない」大海も巫 山の雲も、元稹が亡き妻に向けた比喩です。シンプルで奥行きのある愛の詩です。
〈島袋美由利(ドゥラカ役)コメント〉
—原作・台本を読んだ時の感想
地動説に魅了され、打ち震え、命を賭してでも真理を追い求める彼らの姿を美しく思う一方で畏怖を覚えました。
—ドゥラカというキャラクターについて
ドゥラカは記憶力や思考力もありますし、何より肝が据わっていて勇敢 です。父を亡くした経験から「金を稼ぐ」ことを信念としていて、神そのものを信じていない。これまでの登場人物とは少し異なり俗っぽいところが ある人物です。
—ファンに向けて一言
これまで繋がれてきた地動説というバトンを、何かしらの学問に精通しているわけではないドゥラカが受け取ることになりました。 彼女がどういう経緯で地動説を知ることになるのか、異なる信念を持つ人との対話を経てどう変化していくのか。ぜひご注目ください。
〈日野聡(シュミット役)コメント〉
—原作・台本を読んだ時の感想
我々が実際には見ることは出来ない過去の歴史を目の当たりにしているようで、その臨場感とロマンに圧倒され、心から感動しました。 生きていく中でつい当たり前のように過ごしていることにも、常に疑問を持ち、思考し、向き合う大切さを思い出させてもらいました。
—シュミットというキャラクターについて
シュミットは俗物的な思想には批判的な意見を持っている人物で、自然 の現象にこそ神が宿ると考えている『自然崇拝』を理念に行動する人物です。一見変わった人物にも見えますが、生死に対しても非常に達観した考えを持ち、常に冷静な判断が出来る人物ですね。
—ファンに向けて一言
非常に壮大で且つ深いテーマの物語で、歴史を動かす一手に命を賭け奮闘して来た人達の生き様に魅力された方々も多いと思います。私もその1人です。この素晴らしい原作のアニメ化に、キャストの1人として参加する事ができて幸せです。放送を是非お楽 しみ頂けたらうれしいです。
アニメ『チ。─地球の運動について─』
毎週(土)午後11時45分~ NHK総合テレビにて放送。
<キャスト>
ドゥラカ:島袋美由利
シュミット:日野聡
ラファウ:坂本真綾
ノヴァク:津田健次郎
フベルト:速水奨
オクジー:小西克幸
バデーニ:中村悠一
ヨレンタ:仁見紗綾