阿部サダヲ 芦田愛菜との再共演を語る 「台本の読み方とか演技も変わってきて…」映画『はたらく細胞』
2024.11.26 12:15血小板のリーダー格を演じた注目子役のマイカピュは、「(完成した映画を観て)台本で読んだ時より赤血球さんや白血球さんの数が多くてびっくりしました。今日はこんなにたくさんの方に観に来てもらえてとっても嬉しいですね!」と笑顔でコメント。同じく血小板の一員を演じた、ドラマ『海のはじまり』(フジテレビ系)で話題の子役・泉谷星奈は、「この映画を観て、体の中で細胞たちがこんなに、はたらいているんだというのが勉強になりました。自分の体をもっともっと大切にしようと思えたし、みなさんもそう思ってくれるとうれしいです!」と語り、あまりにしっかりした口調に阿部が「何歳なの?」と質問し、「7歳です」「僕は54歳です!」というやりとりで会場が爆笑に包まれる一幕も。
社会現象となった大ヒットドラマ「マルモのおきて」のスペシャル版『マルモのおきて スペシャル2014』以来、実に10年ぶりに父と娘として共演を果たした、阿部サダヲと芦田愛菜。阿部は「もう芦田さんはハタチになってるんですもんね。子供の成長って早いですよね、びっくりしました。台本の読み方とか演技も変わってきているし、リハーサルから泣いたりするのですごいなって思っちゃう。星奈ちゃんたちも、そういう人になっていくんですよね」と感慨深げに語ると、泉谷が「そんなことないですよ~」と謙遜し、大人顔負けのやりとりに会場は大爆笑!
本作主演の佐藤健とは『仮面ライダー電王』で姉弟役を演じて以来の共演となった松本。あらためて再共演を振り返り、「撮影現場でお会いした時、もちろんあれから月日は経っていて健くんもどんどんすごい俳優さんになられていて、お互いの環境も変わってきているなか、勝手ながら私は健くんを弟みたいに思っていて。出演作品もずっと追って勝手に応援していたので、また同じ作品に出演させていただけるのはすごく感慨深かったです!」と噛み締めるようにコメントした。
続いては、客席の子供たちからキャスト陣へ直接質問するコーナーへ。松本に寄せられたのは、「ドラマ『西園寺さんは家事をしない』(TBS系)では優しい役でしたが、『はたらく細胞』のマクロファージさんは、かっこいい役だったので、本当の松本さんはどっちに似ていますか?」という女子からの質問。松本は一生懸命語る女子の姿にほおを緩ませながら、「マクロファージはあんな優しい顔をしながら、大鉈を振るっていろんな細菌をやっつけていくので、松本がそれをやったら怖いよね(笑)!だから、どちらかというと西園寺さんに似てると思っています」と回答し、質問者の女子もが「ほっとしました」と答えるほほえましいやりとりを見せた。
阿部への質問は、茂がトイレを我慢するシーンについて。元気よく挙手した男子が「阿部さんがうんこを我慢するシーンが面白かったです!普段から我慢する時もあんな顔をしますか?」と質問すると、阿部は思わず笑いながら「する!」と回答。さらに「撮影中に我慢しなきゃいけない時もあるしね。なかなか出ないようにするには、もち米を食べたほうがいいっておばあちゃんに教わったことがあります」と語り、意外な角度から飛び出した具体的すぎる対処方法に、会場は爆笑の渦に包まれた。
映画『はたらく細胞』は2024年12月13日(金)全国ロードショー
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