アニメ『夜桜さんちの大作戦』皮下と夜桜家の意外な関係が明らかに…「夜桜の歴史めちゃくちゃ闇深い」

◆ついに夜桜家全員集合！皮下の野望を食い止める

物語は再び回想シーンに入る。
終戦後、皮下の研究は闇に葬られることになり、つぼみは将校たちに連れ去られそうになるが、皮下は捨て身覚悟で研究所を爆発させ、つぼみと一緒に這々（ほうほう）の体で逃げ出す。爆発によって致命傷を負った皮下は、不思議な能力を持ったつぼみのことを「人類進化史の最前線と言える存在だ」「いつかあんたのような人間が当たり前の存在になれば、こんな愚かな歴史も多少マシになるかもしれない」とつぼみだけを島から逃がそうとする。すると、つぼみはその夜桜の血で彼の傷を癒やし、「私のような存在が当たり前となる未来を私に見せてください。」と彼に懇願。

そのつぼみの思いをかなえるのが、世界中の人間が葉桜によって能力を持つようになるのを実現する「タンポポ」だったのだ。「これでわかったろ、俺とお前は同類だって意味が」と皮下は、太陽を夜桜家にまつわる因縁から解放するため、そして種まき計画を成功するために彼にとどめを刺そうとする。彼の説得に共感してしまった太陽も「凡人なりに十分頑張ったじゃないか…」と立ち上がることを諦めかける。その頃、夜桜家の指輪から太陽の異変を感じ取った六美はそっと指輪を胸に当てる。

一対の指輪から伝わる六美の鼓動を感じた太陽は再び立ち上がり、“六美との未来を守るため”、開花能力の「防御」で皮下の攻撃を食い止める。そして、「種まき計画」の核となる貯蔵庫を破壊し、起爆装置を食い止め、皮下の野望は食い止めたかに思えた。

しかし、皮下は貯蔵庫にあった葉桜を一気に体に取り込み、巨大なモンスター同然の姿に。起爆系の能力で自爆し、種まき計画を成功させようとする皮下の前に、夜桜家の兄妹たちも集結。皮下の野望を止めるため、兄妹全員で戦いに挑む。

SNS上では「夜桜の歴史めちゃくちゃ闇深い」「知らなかったよ皮下…」「初代が皮下に協力してるのか…」と夜桜家初代当主と皮下とのつながりに驚く声が上がった。

『夜桜さんちの大作戦』第27話
10月6日（日）午後5時〜　MBS/TBS系にて放送
10月7日（月）夜11時〜　ＢＳ日テレにて放送

画像：©権平ひつじ／集英社・夜桜さんちの大作戦製作委員会・MBS