カズレーザー“株は怖いからやらない”? 累計利益100億円超えの専門家らが語る、貯金に潜む思わぬリスクとは

2024.9.25 09:30

株式市場について、あまり慣れない解説が続く今回。ゲストの錦鯉・長谷川雅紀からは「難しいですね。単純に難しい、怖いと思っている人は、(投資を)やらない方がいい?」という声も上がるが、テスタ氏いわく、それは逆にリスクがあるとのこと。

現金以外の資産を保有していない人は、円に全力で投資している状態。円の市場価値は刻一刻と変化するため、額面が変わらないだけで、物価は上昇している。したがって一部でも外貨や金、不動産など、円を他のかたちの資産に変えて保有する方が、リスク分散につながる可能性が大いにあると語った。

近年、NISAの広まり等によって、長期での株保有、資産形成の動きが拡大しつつある。そんな中での株価変動に、不安な声も上がっているが、テスタ氏は長期的な視野で資産形成を行う場合、今回のような大きな下落は避けては通れないものであると続けた。

エミン・ユルマズ氏の写真
エコノミスト エミン・ユルマズ氏

エミン氏も、長期的な資産形成の場合、高値で株を買ってしまった人も、底値で株を買うことができた人も、20年後の資産にはそれほど差がないことを示したアメリカの研究結果を紹介。長期で考える場合は、投資の“うまい”“へた”は関係ないとし、少しずつ、余剰資金を活用しながら、まずは株式を買ってみることが重要と話した。

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写真提供:(C)日テレ

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