アニメ『夜桜さんちの大作戦』社会を恨む男・ミズキと虐待を受けて育った少女アイ…2人の絆にSNS涙「涙腺崩壊でした」

2024.9.24 18:30

アニメ『夜桜さんちの大作戦』の第25話『アイとミズキ』が9月23日にBS日テレにて放送された。研究体たちの脱出を助けていた七悪に「虹花」のミズキとアイが立ちはだかる。無益な戦いを止めようと、七悪は葉桜の除去と社会復帰の支援を訴えるがミズキはその申し出を拒否。そして社会を恨む彼の悲しい過去が明かされる。

(以下、アニメ最新話までのネタバレを含みます)

◆タンポポは「社会に見捨てられたものたちの居場所」

アジトに潜入し、七悪は研究体たちの解放任務を行なっていた。そこにタンポポ幹部「虹花」のミズキとアイが立ちはだかる。研究体の回収のため、ミズキは通気口から催眠ガスを噴射するが、七悪は噴出される催眠ガスを空間ごと中和する。

七悪は自分の研究を使えば葉桜も除去できること、社会復帰の支援もすることを訴え、彼らを説得するが、ミズキは「戻るべき社会もない」と吐き捨てる。そして彼は、11年前のある事件で「社会に家族を殺された」と語り出した。

社会を恨むミズキ

11年前、ミズキが住んでいた町で化学工場による深刻な公害事件が起きた。公害により家族を失ったミズキら街の人々は工場を訴えたが、相手は大企業で国の後ろ盾もあり、敗訴。揚げ句、世論からは“被害者ビジネス”呼ばわりされ、絶望していた。社会から拒まれたミズキを救ったのが、皮下だった。タンポポはそういった社会に見捨てられたものたちの居場所だったのだ。

そんなバックボーンを知らず、社会復帰という言葉を使った七悪にミズキは激高。「救おうなどと思いあがるな!」と彼の巨大な触手で七悪をむしばみ、毒を注入する。

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