“山に取り憑かれた男”井之脇海が「天空のステージ」からの絶景を求めて3年ぶりの登山ロケへ

2024.9.20 21:30
井之脇海の写真

俳優の井之脇海が9月20日放送の日本テレビ『沸騰ワード10』に出演。“天空のステージ”からの絶景を求めて過酷な登山に挑んだ。

番組には3年ぶりの登場となる井之脇は、「四六時中、山のことばっか(考える)」というほど“山に取り憑(つ)かれた男”。日本百名山の制覇も目指しているという。「小倉さんと山登りに行くの楽しみにこの3年間いたんですけど」というが、一緒に山に登っていた小倉ディレクターは異動により既にこの番組を離れてしまっていた。そのかわり、というわけではないが、今回は女性ディレクターに加え、俳優の安斉星来も一緒に登ることに。

今回井之脇が選んだのは、山梨県にある瑞牆山(みずがきやま)。標高2230m、日本百名山の1つにも選ばれているこの山の一番の魅力は、頂上にある“天空のステージ”からの絶景。さらに山小屋で食べられるグルメも見逃せないという。だが、これまで数々の山を共にしてきた小倉ディレクターと一緒だと想定していたこともありややハードな登山になりそうな予感も。果たして初心者の女性2人と一緒に登頂できるのか?

3人は午前5時に入山。山に慣れていない女性たちは、山に入ってしばらくしたところで早くも汗ばんできていた。井之脇は高山病予防のためにも心拍数をあげないよう、水分をこまめにとりつつ小股で進むようアドバイス。登山道らしきものが無く、急斜面の岩場に差し掛かったところでも井之脇は丁寧に登り方をアドバイス。なんとか難所を超えたものの、女性たちには既に疲労の色が。一方の井之脇は軽やかな足取りで斜面を登っていき、「余裕余裕~」と女性たちをあおっていく。

入山から2時間後、先を行く井之脇から「わー、スゴイ!」という声が。行ってみるとそこには、屏風(びょうぶ)のようにまっすぐ切り立った部分が見られる『屏風岩』が。井之脇は「どうしてこんな形になったのって岩、めっちゃあるじゃないですか。それを見てるだけでめっちゃ楽しい」と、マニアックな視点から山そのものを楽しんでいた。

まっすぐに割れる性質を持つ花崗(かこう)岩でできた瑞牆山には、幾年も雨風にさらされることで形作られたこのような“奇岩”がたくさんあるのだという。珍しい岩を見つけては、直接手で触れて顔を近づけ「ゼロ距離です」とうっとりした表情になる井之脇に、安斉は軽く引き気味になっていた。

そんな安斉も思わず近づいて行ったのが、大きなすき間がある『クーラー岩』と呼ばれる岩。岩からは冷たい風が緩やかに吹き抜けており、汗だくの安斉も思わず「超寒い!」と言うほど。岩と岩のすき間に入った風が外気の影響を受けないまま通り抜けるので、夏は涼しく、冬は暖かい風を感じることができるのだという。

山に入って2時間半、沢を渡り切ったところで井之脇が秘密道具を取り出した。

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