さらば森田の元カノとの“思い出メニュー”を志麻さんが大胆アレンジ！　「完璧！」と想像を超える味に

志麻さんの料理もラストスパートに。小麦粉をまぶして表面を焼いた鶏肉に赤ワインを加え、タマネギやニンニクの固まりなどを加えて煮込み、しいたけ、しめじ、マッシュルームなどのキノコを炒めたものを添えて『鶏肉とキノコの赤ワイン煮込み』の完成。見た目の鮮やかさに感動した一同は、一口食べるとその鶏肉の柔らかさと旬のキノコのうま味に感心しきりだった。

この時点で志麻さんに残された時間は約20分。ここでついに森田のリクエスト・豆苗が登場。実は冒頭、リクエストを確認するときに森田は「元カノとの思い出の料理」として“豆苗の豚肉包み”をピンポイントでリクエストしていたのだ。誰にでも作れそうなメニューなのにこの時間まで引っ張られていたことから、志麻さんが作るのを拒否したのかという疑惑も浮上しかけていたが、最後の最後で登場することに。しかも志麻さんが普通に作るはずもなかった。

広げた豚肉の上にとろけるチーズを乗せ、その上にたっぷりの豆苗を乗せてさらにその上にもとろけるチーズを。さらにその上にも豆苗とチーズを重ね、これを一気に豚肉でグルグルと巻き上げた。この巨大肉巻きに塩コショウをしてフライパンに投入。肉の表面に焼き目をつけると、カットしたプチトマトを白ワインを加え、ホイルをかぶせて蒸し焼きに。肉汁とトマトが残ったフライパンを煮詰めソースを作ったら、カットした肉巻きにかけて『豆苗の豚肉包み』の完成。

森田の失恋の思い出もあることから「悲しみもあると思ったので、それを吹き飛ばすような華やかさと楽しさみたいなものを表現しました」という志麻さんの心遣いも感じられる一品。リクエストした森田は「めっちゃウマいわ！」「チーズがめちゃくちゃいい感じ！」「完璧！」と大絶賛。カメラを通して元カノに「さようなら！」と告げ、「（未練を）断ち切れた！」と笑顔になった。

最後のデザートは、焼いてから潰しピューレにしたサツマイモと、千切りにして素揚げにしたサツマイモを組み合わせて作った『カリカリスイートポテト』。田中が「サツマイモって偉大だよな」と話すと「サツマイモ見直しました」と坂井も同調。秋の味覚の魅力を志麻さんのメニューを通じて再確認したようだった。

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写真提供：（C）日テレ