アニメ『夜桜さんちの大作戦』長女・二刃と心優しい三男・辛三が“開花”！SNS「本当にこの兄妹たち最高すぎる」

◆「頼む、俺に殺されないでくれ」心優しき辛三が覚悟を決めて開花！

アカイの炎を振り解いた二刃は「あんたの抱えている敵意や殺意、すべてを受け入れよう」と語りかける。その目は夜桜の“開花”を意味していた。二刃の開花能力は『包容』。限界まで高めた動体視力と繊細な指先で相手の攻撃を無力化するものだ。

どんな攻撃も無力化する二刃に捨て身で挑むアカイ。皮下はこのままではアカイの体が持たず、焼け死んでしまうと危惧して撤退を指示するが、アカイは「気に入らねえやつはぶっ殺すだけだ」「自分が死のうがどうでもいい！」とその命令を無視し、すべての悪意を昇華させた自暴自棄な捨て身技を繰り出す。

アカイの攻撃で大爆発する白骨島。しかし、二刃はアカイの手を取り『しだれ組手・東風（こち）』で開花したアカイの細胞内の火種を吹き飛ばした。焼死寸前だったアカイを救った二刃は「すべてを失った人に、自暴自棄になるなってのも無理な話さ」「運よく立ち直れた子もあたしは知ってるよ」とアカイを抱きしめ語りかける。二刃の腕の中で、アカイは気を失った。

一方、正面口を突破して、おのおのの作戦を開始する太陽たち突入チーム。敵をなぎ倒しながらアジト内部を目指すが、突如通路の天井や壁から出現した黒いやりによって襲撃を受けてしまう。そして壁を突き破って現れたのは、全身黒ずくめの男・クロサワだった。

クロサワに対じするのは辛三。クロサワの肉体は黒陰石という特殊な石で出来ており、物理攻撃をほぼ無効化してしまう。辛三は味方も平気で巻き込んで攻撃するクロサワに「武器は守るためのもの。傷つけたり苦しめたりするだけのお前の武器を、俺は認めない」と言い彼に立ち向かうが、辛三の戦い方には相性が悪いスタイルのため、四怨は退却を指示する。

しかし辛三は「いざとなれば開花もする」と告げるが、四怨は「もう何年もやってねえだろ！」と止めさせようとする。

実は、辛三は何年もの間『開花』を怖がっていた。あるきっかけで偶然開花してしまった辛三。心優しい性格の彼は他人を傷つけうる己の能力を誰よりも恐れていたのだ。

覚悟を決めた辛三は「頼む、俺に殺されないでくれ」と言いながら剣を抜く。その目には開花を示す桜の紋章が光っていた。

SNS上では「辛三が覚悟を決める様子がかっこよすぎる」「本当にこの兄妹たち最高すぎる」「辛三の開花を早くみたい！」と辛三の覚悟に沸く声があがった。

『夜桜さんちの大作戦』第24話
9月15日（日）午後5時〜　MBS/TBS系にて放送
9月16日（月）夜10時30分〜　ＢＳ日テレにて放送

©権平ひつじ／集英社・夜桜さんちの大作戦製作委員会・MBS