アニメ『転生したらスライムだった件』武闘大会開催！ツッコミどころ満載のマサユキの戦いにSNS「なんでそうなるんや？？？」

2024.9.10 12:05

アニメ『転生したらスライムだった件』の第69話（第3期21話目）『武闘大会』が9月6日に放送された。開国祭の目玉企画・武闘大会がついに開催。魔王リムル討伐を掲げる勇者マサユキは、その実力を明らかにしないまま本戦に駒を進める。その他にも謁見式でリムルの前でケンカしていたゴズールとメズール。素性を隠したライオンマスクの男の姿も。居眠りしている間に参加を決められてしまったゴブタは冒険者と対戦する。

（以下、アニメ最新話までのネタバレを含みます）

◆武闘大会開催！リムルの仲間からはまさかのゴブタが参戦

いよいよ始まるテンペスト武闘大会。しかし、リムルは会議の場で、シオン、ベニマル、ディアブロの3人の出場禁止を宣言する。飛び抜けて戦闘力の高い３人は確実に優勝してしまうからだ。リムルはシオン、ベニマル、ディアブロの3人には「四天王」という役職についてもらい、残りの1つの椅子はマサユキの真の実力を暴き、武闘大会で優勝したものに任命するつもりだと説明し、その場を丸く収める。四天王の話は3人に納得してもらうための口実に過ぎなかったが、大ごとになってしまい、困惑するリムル。

こうして始まった武闘大会。黄色い声援で迎えられるマサユキ。さらに、謁見式にリムルの前でケンカしていたゴズールとメズールや、仮面で素性を隠したライオンマスクが現れる。しかし、リムルにはその正体がカリオンだと一発でわかってしまう。そして、出場者の中には、なぜかゴブタの姿も。会議で居眠りしている間に参加を決められてしまったのだ。

マサユキは抽選でとことん自身に有利な引きを見せる。一回戦目の対戦相手は仲間のジンライ。しかしジンライは不戦敗を宣言し、マサユキは戦わずして2回戦へ。

ゴブタの対戦相手は剣闘士のガイという男。ガイは謁見するリムルを挑発するなど、不遜（ふそん）な態度をとる。しかし、ガイの剣闘士としての実力は本物で、ゴブタは防戦一方。消極的な戦いぶりを見たリムルは「優勝できたら、お前が欲しがってた新型の釣りざおをやるぞ」とげきを入れる。するとゴブタは攻撃に転じ、召喚術を繰り出し、その瞬間にランガが乱入。ガイを吹き飛ばし、ゴブタの勝ちになる。

◆不戦勝なのに大喝采？！1度も戦わずに決勝に進むマサユキ

準決勝第1戦はゴズールvsマサユキ。しかし、マサユキは前の試合で熱戦を演じたゴズールの戦いぶりを褒め、「力の大半を使い果たしてしまった、今のキミと闘っても僕が勝つだろう」と言い出す。ダンジョンで万全の状態で戦いたいというマサユキの言葉を好意的に受け止めたゴズールは、なんと勝利をマサユキに譲ってしまった。

2試合続けて不戦勝で勝ち上がったマサユキだが、観客は“手負（ておい）の相手に情けをかけたマサユキの慈悲深さ”を称賛し、大歓声が上がる。そんなマサユキの行き過ぎたカリスマ性に「いやいや、なんでいい話みたいになってんの？」と納得いかないリムル。

SNS上では「なんでそうなるんや？？？」「話術で相手に棄権させるとは」「勇者マサユキの茶番劇場だった」と、ツッコミどころ満載なマサユキの戦いへのリアクションが多く上がった。

準決勝第2戦、ゴブタはランガとのタッグでライオンマスクの男に挑む。最初は防戦一方だったが、隙を見てライオンマスクのマスクをはがすことで両手を使えなくさせるグレーな戦術で、観客のブーイングを浴びる。マスクをはがされたライオンマスクは勝負を放棄。こうしてゴブタが作戦勝ちで決勝進出を決める。

SNS上では「四天王候補がゴブタ！？！？」「何かミラクルが起こるのに期待！」「英雄スキルはゴブタに通じるのかな？」とマサユキvsゴブタの戦いを楽しみにする声が上がった。

その夜のパーティーでは、ライオンマスクにメロメロのティス先生や子どもたちを見かけたライオンマスクことカリオンは「俺様のかっこよさが伝わっちまったか」とご満悦だったが、ミリムに「何を言うのだー、優勝もできなかったくせに」と責められる。
一方、リムルはまさかのゴブタの決勝進出に戸惑っていた。しかし、ヒナタは「なかなか見どころがあると思うわよ」「明日の試合、マサユキくんが負けるかもねって話」とゴブタの戦いを評価したのだった。
そしてリムルの応接室へ、ガゼルがやってくるのであった。