コーヒーを注文すると50分待ち?コーヒーだけでなく自分も追い込む『オモウマい店』

2024.9.4 10:45

9月3日放送の『ヒューマングルメンタリー オモウマい店』は、大阪・八尾市にあるコーヒー店『ザ・ミュンヒ』を紹介。およそ1時間かけてドリップするコーヒーにスタジオが驚いた。

店名の『ミュンヒ』とは、マスターの田中完枝(かんじ)さん(79)の愛車である、旧東ドイツのオートバイの名前。マスターは、バイクに乗っていた若かりし頃(30歳)の写真や、バイクの写真などを客にプレゼントしているそう。

営業は、なんと朝6時から。閉店は日月火は午後9時、水木金土は午前3時30分という。かなりハードな営業時間だが、マスターは「趣味でやってるように勘違いされるでしょ。そうじゃないってことを証明するためには、夜中までやってたら趣味でやってると思われない」「人をいじめたり、いじめられるの嫌いやねん。自分をいじめるの大好きやねん」「自分をストイックにどんどん追い込んでもノイローゼならへん」「追い込めば追い込むほどごっつ快感なんねん」と独自のポリシーを説明。「ストイックにならんと本気でてけぇへん」というマスターに、ヒロミは「すげえな。本気にこだわってるね」と脱帽。

スタッフが注文したのは『マンデリン』。ドリップには自家製の3枚重ねの『ネル』という布製フィルターを使う。マスターいわく「布は冷めても味が残る」「濃いコーヒーやったら分厚いほうがいい」そうだ。さらに、1杯いれるのに使うコーヒーの粉は通常の10倍の150g。「普通はこの量で100杯できる。だけど1杯しか作らない」といい、細びきにした豆をたっぷりネルに入れ、ゆっくり少しずつお湯をかけてコーヒーを作る。お湯を一気にかけない理由は「出るけど、一番おいしいところだけ取る」という思いから。また「酸化しにくい。雑味が出ないから」と、極限までこだわっている。

■50分かけてネルドリップ!そのお味は…?

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