千鳥が売れたのは、くまだまさしのアドバイスのおかげ！？　「こび売ってここに来たわけじゃない！」と大悟は全否定

お笑い芸人・くまだまさしが8月19日放送の『大悟の芸人領収書』に出演。10年以上前に千鳥の2人と仕事が一緒になった際の話を引き合いに出しつつ、自身の芸人仲間との付き合いについて語った。

この番組は、大悟がタレント、芸人たちの私生活の領収書やレシートをエピソードとともに査定。金額に見合う面白さと判断すれば、全額分をキャッシュバックし、更なる芸の肥やしに使ってもらおうという企画。くまだが提出したのは14万3000円となかなか高額な領収書。

「大悟先生の愛を、もっと言えば僕との相思相愛を確認するための領収書でございます！」と言うくまだは、芸歴28年になるものの、「芸に集中しよう」という思いから、これまでほとんど芸人同士の付き合いというものをしてこなかったという。昨年50歳になったところで考えを改め、付き合いに顔を出すようになったそうで、まず飲みに行ったメンバーが、ザ・パンチ、令和ロマン、ガクテンソクの3組。すると令和ロマンがM-1グランプリで優勝し、その後に開催された『THE SECOND』ではガクテンソクが優勝、ザ・パンチが準優勝と立て続けにすごい結果が出たため、「もしかしたらくまだまさし、“ご利益先生”だ」と自分でも思うようになったという。

それを期に、昔のことを思い出してみたくまだは、10年以上前に千鳥の2人と一緒に仕事に行った時のことを思い出したという。「僕ははっきり覚えてます」というくまだは、名古屋の営業に千鳥と2組で行った際、大悟からは「僕ら全然営業が無いんですわ」と、ノブからは「どうやったらマンション買えるんすかねぇ？」と、それぞれ相談されたことを「はっきり覚えてます！」という。

ちなみにその時のくまだの答えは「とにかく偉い人に媚（こ）びを売れ」というものだったそうで、くまだは「（このアドバイスを）言ったら、わぁーっと（千鳥がブレイクした）！」と話す。ゲストのずん・飯尾和樹は大悟が座っている席を指さし「その一言が無かったら、ここには座ってないってこと？」と聞くと、くまだは当然のように「座ってないです」と断言。たまらず大悟も「あんま言いたかないけど、わし、媚び売ってここに来たわけじゃない！」と否定していたが、くまだの話はこれで終わりではなかった。

芸人づきあいをするようになったくまだは、忙しくて飲みにまではいけない人にもごあいさつとして、自腹で製作している「くまちゃんタオル」をプレゼントするようになったのだという。商店街のお店がお客さんに配るような雰囲気のタオルで、くまだ本人の似顔絵が描かれているこのタオルを、くまだは千鳥の2人にもプレゼントしていた。ノブはその後、インスタグラムに写真入りでタオルをもらったことを公開しており、くまだも「ノブ先生ありがてぇなぁ…」と思っていたというが、大悟からはその後何もなかったようで「SNSやってないかもしれませんが、汗かいたとき、なぜこれで拭かない？」と大悟を問い詰め始めた。

そして「ここまで僕をリスペクトしないなら、大悟先生、金で解決しよう！」と言うことで持参したのが、タオル1000枚分の製作費用、14万3000円の領収書だったのだ。これには大悟も「だったらあの（タオルに描かれていた）顔、わしの顔にせにゃあかんやん！言うてることめちゃくちゃや！」と抵抗するが、くまだも負けじと「はっきり言いましょう！もし承認してくれなかったら、宣伝動画を今撮ってもらいたい！どっちかです！」と食い下がる。

結局大悟は「これ脅しやんけ！」と文句を言いながら、この領収書については「屈しない！」と差し戻しの箱へと入れた。しかし大悟は「だから、（宣伝動画を）撮るよ！」と、くまだの要求自体は受け入れることに。これにゲストのレイザーラモン・RGは「（くまだは）WIN-WINなことしか言うてない！」とクレームをつけ、大悟も「負けなしの戦いしてるやん！」と言っていたが、くまだは意に介さず「何とでも言ってください！」と笑顔で答え、宣伝用の大悟の写真と動画をきっちり撮影していた。

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写真提供：（C）日テレ