柔道・出口クリスタ、亡き祖父へ“金メダル獲得”を報告

23日に「パリ2024オリンピックチームニッセイ報告会」が行われ、パリ五輪に出場した所属選手たちが結果を報告した。柔道女子57キロ級カナダ代表の出口クリスタ選手は、パリ五輪で獲得した金メダルを首にかけて登壇。同報告会には妹の出口ケリー選手も出席した。

2021年の東京五輪では、選考会で敗れ五輪出場を逃してしまったクリスタ選手。悔しい思いを抱いて望んだ、今回のパリ五輪について「東京オリンピックでは選考会で負けて出場が叶わなかったのですが、そこからもう1度頑張りたいと思ってパリオリンピックまで頑張ってきました」と話すと「試合自体はあまり納得のいく試合ではなかったのですが、延長戦の苦しい時に皆さんの応援が聞こえた気がします。（東京五輪からの）3年間、すごく長く感じた3年間でした」と、振り返った。

また、パリ五輪後のお盆には姉妹揃って“祖父の墓参り”に行ったと話した出口姉妹。

クリスタ選手は「東京（五輪）がダメだった後に、おじいちゃんが亡くなってしまって。金メダルを見せることができなかったので、お墓の前で“取れたよ”と報告させていただきました」と、今は亡き祖父へ金メダル獲得を報告したことを明かした。