風間俊介、約3年ぶり単独主演舞台!“闇を抱える”教師役 舞台『モンスター』

2024.7.20 04:00

2024年11月30日より大阪・水戸・福岡にて、風間俊介主演による舞台『モンスター』の上演が決定。東京公演は、2024年12月18日(水)~28日(土)まで、新国立劇場 小劇場にて上演予定。英国を代表する劇作家 ダンカン・マクミランがタブーに挑んだ衝撃作『モンスター』は、今回で日本初上演となる。

本作は、家族から十分な愛情を受けられず社会に問題児として扱われる生徒と、かつての華やかな職場から逃れ、自分自身も深い問題を抱える新人教師との対峙を軸に、大人の子育てと責任、未成年の反社会的な行動といった、 教育・家族関係を鋭く表現した物語。

主演を務めるのは、確かな演技力で、ドラマ・映画・舞台と幅広い作品に出演する風間俊介。約3年ぶりの単独主演舞台で濃密な四人芝居に挑む。心に深い闇を抱えながらも状況を変えたいと考えているトムが、教師としてダリルと対峙することで自分の問題とも向き合っていく。

共演には、これまでは等身大の役柄を数多く演じ若手実力派俳優として活躍する松岡広大が、トムと対峙する14歳のダリルを演じる。母親が自殺し祖母と暮らすも、家庭環境の複雑さから心が壊れてしまい、学校からも排除されかけているという複雑な役柄で松岡自身の新境地に挑む。
さらに、笠松はるが、トムの妻でダリルに脅かされるジョディを、那須佐代子が、ダリルの祖母リタを演じる。

■あらすじ

ねえ聞いていい?
もしも、ある日目がさめて両足が吹っ飛んでたら、そしたらあんたはどうする? 教育現場で新たな人生を歩み出したトムの目の前にいるのは、14歳の少年ダリル。 何も恐れない、壊れてしまった少年に、大人は何ができるのか— 二人きりの教室で少年と向き合い続けるトム。 歴史は変えられなくても、より良い未来を作ることはできるかもしれない、 ひたすらにそれを信じて。これから生まれてくる自分自身の “小さなモンスター”のためのより良い未来を。 トムを心配するが故に苛立ちを募らせる婚約者のジョディ。 失うことを恐れ何もできずに天使に縋るダリルの祖母リタ。 ある夜、トムの帰宅を一人待つジョディの前に、ダリルが現れる—。

【公演名】『モンスター』
【出演】風間俊介/松岡広大/笠松はる/那須佐代子
【翻訳】高田曜子 【演出・美術】杉原邦生 【音楽】原口沙輔

【大阪公演】2024年11月30日(土)・12月1日(日) 松下IMPホール
【水戸公演】2024年12月7日(土)・8日(日) 水戸芸術館ACM劇場
【福岡公演】2024年12月14日(土) 福岡市立南市民センター 文化ホール
【東京公演】2024年12月18日(水)~28日(土) 新国立劇場 小劇場

公式サイトはこちら

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