カズレーザー “加害者の大半が50代以上?”増加するカスタマーハラスメント…横暴な態度の原因とは
2024.7.18 09:15カズレーザーがMCを務める『カズレーザーと学ぶ。』が16日に放送された。今回のテーマは『大ハラスメント時代の生き抜き方』。東北大学の加齢医学研究所、脳科学研究部門の細田千尋准教授は、脳科学の視点から、カスハラ(カスタマーハラスメント)が起きる仕組みを解説した。
近年、法律相談が急増し、早急な法整備も求められているカスハラ。客から受ける嫌がらせや、過度なクレームを指すが、細田氏とともに今回番組に登場した、中央大学法学部長、遠藤研一郎氏によれば、カスハラを行う人の約4分の3が、50代以上の人であるという。
その背景には、日本の手厚いおもてなし文化が影響している見方もあるといい、カズレーザーも同意。「(おもてなしを受けることが)金持ちだけの特権だったんですけど、金ない人でも、それと似たようなことができるようになったら、1回始めたらそりゃやめないよね」とコメントした。
細田氏は、脳科学の見地から、カスタマーハラスメントがなくならない理由を解説。自分の感情にブレーキをかける役割は、脳の前頭前野という部位が担っているが、年をとると、この部分の活動は低下してしまう。すると欲求や衝動を制御することが難しくなってしまうのだとか。また人には保続(ほぞく)という、同じ行動をとり続けてしまう習性があり、それも合わさってハラスメント行為を繰り返してしまうと分析した。
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