戦いのシーン撮影で参考にしたのは…ラグビー日本代表の試合だった!?『キングダム 運命の炎』

2024.7.12 10:00

日本テレビ系金曜ロードショーと、entaxがコラボレーション。金曜ロードショーのここでしか聞けない“とっておき情報”を紹介する。

金曜ロードショーでは3週連続で山﨑賢人主演「キングダム」シリーズの前3作を放送。
最終週の7月12日は、シリーズ第3作『キングダム 運命の炎』が本編ノーカットで地上波初登場となる。亡き友と誓った夢に向かって突き進む少年・信と、中華統一に挑む覚悟を問われる王・嬴政(えいせい)。そして何かに導かれるようにして戦地へ舞い戻ってきた将軍・王騎(おうき)。それぞれの運命が交わる時、まだ見ぬ未来をかけた戦いが始まる!

前作同様、本作もコロナ禍での撮影を余儀なくされ、中国の撮影に日本人スタッフを連れていくことが不可能となった。そのため、「このカットは日本で撮れる」「このカットは中国じゃないと撮れない」というように、ワンカットごとに撮影場所の振り分けをしたという。

そんななか、中国の大平原で撮るつもりだった「馬陽の戦い」のシーンは、ロケ地を日本に変更しなければならなくなった。松橋真三プロデューサーいわく、馬を使った平地の戦いを撮影できなくなったことで、逆に中国では撮れない、日本の地の利を活かしたものを撮ろうとしたのだとか。その結果、山を横から飛び越え、敵将・馮忌(ふうき)のいる陣地まで行くという、足を使った人間臭いアクションになったという。

また松橋氏が“チームが一丸となって点を取るラグビー日本代表の戦いを参考にしたい”というアイデアを出したところ、みんなが呼応してくれ、馮忌の首を討つために100人が一致団結して1本の矢のようになって、信を助けながら1人ずつ突っ込んでいくという爽快感のあるアクションシーンが撮影できたと公開当時に語っている。

番組の最後には、最新作『キングダム 大将軍の帰還』前半のハイライトシーンを約5分間にわたってノーカットでテレビ初公開!新作を楽しむ前に必見のコンテンツとなっている。

【ストーリー】
500年にわたり、七つの国が争い続ける中国春秋戦国時代。戦災孤児として育った信(山﨑賢人)は、亡き親友とうり二つの秦の国王・嬴政(吉沢亮)と出会う。運命に導かれるように若き王と共に中華統一を目指すことになった信は、「天下の大将軍になる」という夢に向けて突き進んでいた。そんな彼らを脅威が襲う。秦国への積年の恨みを抱く隣国・趙の大軍勢が、突如、秦への侵攻を開始。残忍な趙軍に対抗すべく、嬴政は、長らく戦から離れていた伝説の大将軍・王騎(大沢たかお)を総大将に任命する。決戦の地は馬陽。これは奇しくも王騎にとって因縁の地だった…。出撃を前に、王騎から王としての覚悟を問われた嬴政が明かしたのは、かつて趙の人質として深い闇の中にいた自分に、光をもたらしてくれた恩人・紫夏(杏)との記憶。
その壮絶な過去を知り、信は思いを新たに戦地に向かう。100人の兵士を率いる隊長になった信に、王騎は「飛信隊」という名を授け、彼らに2万の軍勢を率いる敵将を討てという無謀な特殊任務を言い渡す。失敗は許されない。秦国滅亡の危機を救うため、立ち上がれ飛信隊!
運命に導かれ、時は来た。炎の如き熱き戦いがいま始まる―。

『キングダム 運命の炎』(2023)
原作:原泰久 「キングダム」(集英社「週刊ヤングジャンプ」連載)
監督:佐藤信介
脚本:黒岩勉、原泰久
音楽:やまだ豊
主題歌 :宇多田ヒカル「Gold 〜また逢う日まで〜」(ソニー・ミュージックレーベルズ)
出演
山﨑賢人、吉沢 亮、橋本環奈、清野菜名、満島真之介、岡山天音、三浦貴大、杏、山田裕貴、髙嶋政宏、要 潤、加藤雅也、高橋光臣、平山祐介、片岡愛之助、山本耕史、長澤まさみ、玉木宏、佐藤浩市、大沢たかお

写真提供:(C)日テレ

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