山下美月ら新キャスト解禁 就活生の“裏の顔”が暴かれる… 大ヒット小説実写化『六人の嘘つきな大学生』
2024.4.4 11:352021年に刊行されるやいなや“2022年本屋大賞”ノミネートをはじめ様々なランキングを席巻、現在までに累計45万部を突破している浅倉秋成による大ヒット小説『六人の嘘つきな大学生』(角川文庫刊)。
就職活動を舞台に六人の登場人物の裏の顔が巧みに暴かれていく“密室サスペンス”要素と、そこで明らかになった六人の「嘘」と「罪」の真相が、クライマックスで次々と伏線回収される “青春ミステリ”要素を圧倒的なクオリティで掛け合わせ、大人気を博している小説を、多数の話題作を生み出した佐藤祐市がメガホンを取り、脚本を矢島弘一が務め、実写映画化! 11月22日(金)に公開。公開に先立って、新キャストおよびティザー映像が解禁された。
お茶の水女子大学で国際文化を学び、語学力と人脈に絶対的自信を持つ学生・矢代(やしろ)つばさを演じるのは、乃木坂46第3期生としてデビューし、アイドル活動を行いながら、俳優業では連続テレビ小説「舞いあがれ!」や日曜劇場「下剋上球児」に出演するなど、多方面で活躍の場を広げる山下美月。 今年の5月に乃木坂46を卒業する山下にとって、本作が卒業後初の映画出演作となる本作。矢代という役については、「不器用な性格故に誤解されやすく、けれど真っ直ぐで愛おしいキャラクターでした。強気な発言の裏に隠れる脆さもあり、共感できる部分も多かったです」と自身と重ね合わせながら演じた様子。「本作は、感情が露わになり、冷静さを欠いていく人間の姿が怖くも面白い作品だと感じております。思う存分六人全員を疑って、そして信じていただけたら嬉しいです」と熱い想いも語った。
一橋大学社会学部社会学科の学生で、口数が少なく冷静な性格だが分析力に優れており、公認会計士の資格を持つ森久保公彦(もりくぼきみひこ)を演じるのは、2019年にドラマ「トレース〜科捜研の男〜」で俳優デビュー後、翌年には映画『夏、至るころ』で映画初出演にして初主演という大役を務め、その勢いのまま、2021年に連続テレビ小説「おちょやん」で朝ドラ初出演を果たすと、昨年公開された映画『OUT』では主人公の不良少年を見事に演じ切り、幅広い役柄を演じ分ける、その演技力の高さで注目を浴びている俳優・倉悠貴。 本作についても倉は、「多くの人が経験する就活の中で浮き彫りになっていく人の本質と多面性、散りばめられた伏線、ワンシチュエーションでの会話劇。世代を選ばず、多くの方に楽しんでいただけると思います」と手ごたえを感じるコメントを寄せた。
高校時代は野球部のキャプテンでスポーツマン、明治大学国際日本学部に在学し、ボランティアサークルの代表を務める袴田亮(はかまだりょう)を演じるのは、2022年にドラマ「みなと商事コインランドリー」のイケメン高校生役で一気に世間の注目を浴びると、2023年は4クール連続でドラマ出演を果たすだけでなく、ファースト写真集「匠-sho-」は再重版が決定するなど、いま人気と共に大きな躍進を遂げている俳優・西垣匠。元々原作のファンだったという西垣は、「この作品に携わることが出来ると知ったときは心が躍るような気持ちでした」とオファーを受けた時の喜びを語り、「最後まで気持ちを切らさずに頑張れたのは、共演者みんなで励まし合い、ディスカッションし合いながら、作品作りができたからだと思います」と、作品の中の世界だけではなく、厳しい撮影も六人で一丸となって乗り切ったことを明かした。
さらに、ついに明らかとなった六人の大学生たちの裏の顔が垣間見える“ティザー映像~嘘つきのあなたへ篇~”も公開!本編映像初解禁。
主人公・嶌衣織(しまいおり)による「この中に嘘つきがいること、私は知っているから」という衝撃の告白から始まる映像は、最終選考に残った優秀で善良な六人が、謎の告発文をきっかけに裏の顔が暴かれることで、疑い合い、豹変していく姿を映し出した緊迫感のある映像となっています。果たして嘘つきは誰なのか…? 六人の本当の姿とは…? 嘘の応酬の末に勝ち残るのはたった一人だけ…。一人一人の表情の変化から目が離せない。
【ティザー映像】
【ストーリー】
成長著しいエンタテインメント企業「スピラリンクス」の新卒採用。最終選考に残った六人の就活生に与えられた課題は、一か月後までにチームを作り上げ、グループディスカッションをするというものだった。全員で内定を得るため、六人の学生たちは互いに交流を深めていくが、本番直前に課題の変更が通達される。それは、「六人の中から一人の内定者を決める」こと。
仲間だったはずの六人は、一つの席を奪い合うライバルになった。内定を賭けた議論が進む中、各々の個人名が書かれた六通の封筒が発見される。その中の一通の封筒を空けると“●●は人殺し”だという告発文が入っていた。そして次々と暴かれていく、六人の“本当の姿”-。
彼らの嘘と罪とは。そして「犯人」の目的とは―