カズレーザー 良質な睡眠に最も必要な要素とは?睡眠学の権威が自ら手掛けた、“最強”の快眠ハウスに潜入
2024.3.13 09:15お笑いコンビ・メイプル超合金のカズレーザーがMCを務める『カズレーザーと学ぶ。』が12日に放送された。今回は『新生活が始まるこの季節!爆速で眠れる家と寝室の作り方』というテーマで、『寝づらい春到来!最強快眠ハウスを一挙公開!』という講義を行い、専門家が内装から設計までこだわり、快眠のための機能を多数搭載した自宅を紹介。“快眠御殿”という呼び方がふさわしい住まいは、睡眠の質を高めるヒントであふれていた。
紹介された専門家の自宅は、鉄筋コンクリートでつくられており、遮音性抜群。隣の部屋でピアノの演奏が行われたとしても、エアコンの送風音と同レベルの音量に感じるという。ほかにも温まりにくく冷めにくい性質があるため、冬は暖かく夏は涼しい。室温や湿度は一年中つけっぱなしだという空調設備で最適な値にキープされ、フローリングは足にストレスのかからないように厳選された、柔らかい木材で作られている。
専門家によれば、睡眠にとって重要なことは、いかにストレスを排除できるかだという。些細なものでも日常生活でストレスが蓄積されていくと、自律神経が乱れ、不眠や睡眠の質の低下につながるそうだ。そのため専門家の住宅は極限までにストレスフリーを実現した環境となっていたわけだが、これは一般家庭でも工夫しだいで同様の効果を再現可能なのだという。
例えば室温に関しては、急激な温度変化がストレスにつながる。そのため脱衣所やトイレに、ファンヒーターのような暖房器具を設置するだけでも効果があるという。また硬い床が知らず知らずのうちに与えているストレスは、クッションのあるスリッパをはくことで緩和させることができ、家の湿度は年間を通して40~60%に保つと快眠につながるという。ほかにも観葉植物の設置も効果的とのことで、国内で実施された研究によれば、観葉植物が目に入る空間で作業したグループは、そうでないグループと比べストレスを感じると分泌されるホルモンの量が、作業直後で約3分の1、20分後には約6分の1と、各段に少なくなるという結果が示されたそう。目につきやすいところに植物を配置することで無意識のうちに心が休まり、ストレスの緩和になると紹介した。
生活習慣だけでなく、住む環境が睡眠に影響を与えることについて語られた今回。カズレーザーは講義を振り返り「住まいを選ぶときに、まあ色んなサイトとかで検索したりとか、 家建てる人に相談したりするじゃないですか」「実はちょっとずつ生活が1%なり、0.5%なり365日少しずつ良くなってる要素とかを、検索する時にもっとできたらいいなと思いますね」とコメント。他出演者からも「家選びの新たな視点になりそう」と、共感を得ていた。