財前直見 大分県で築130年の実家を解体・改築した大プロジェクトが完結 父母・息子と一家4人でDIY新居公開
2023.9.13 07:00俳優の財前直見が9月11日放送の『有吉ゼミに』に出演。1年に渡って繰り広げられてきた大分県での実家建て直しがついに完結。大変身した洋風建築の新居を披露し、両親、息子の凛太郎くんとともにこれまでの苦労を振り返った。
2007年の出産を機に「自然の中で子育てしたい」と実家の大分県に移住し、息子の凛太郎くん(16)と両親と共に4人暮らしをしている財前。築130年以上の実家はいまにも倒壊しそうなほど危険な状態だったため、昨年11月に「息子、孫たちが100年過ごせる家に建て替えたい」と決意。一大プロジェクトが始動し、番組では解体作業から、残しておいた梁(はり)や柱を使った家具・ベッド作り、そして母屋まで財前一家がDIYする様子が描かれた。
財前が特にこだわったのが、代々伝わってきた財前家の象徴ともいえる『囲炉裏テーブル』。「本当に炭でご飯を炊いたりすると美味しいんですよ。(家族)みんなその味を知っているんで」と3世代で囲む一家団らんのテーブル作りに励む。130年以上に渡り財前家の母屋を支えてきた梁や柱を再利用し「これから100年受け継げる」という囲炉裏テーブルがついに完成。財前も「すごく素敵なものに仕上がった」と感激。
そしてもう一つ、廃材を使って財前一家が作るのは来客時に活躍する大型ベッド。当初は板をカットするのにも苦労していた財前と息子の凛太郎くんだが、来る日も来る日も現場を手伝い、ネジ留めもお手の物になるまで上達。そして、あめ色になった煤竹(すすだけ)のヘッドボードと木目が際立ったダークブラウンのパレットが絶妙にマッチした、和モダンなパレットベッドが完成。
そして家具とともに家作りもラストスパート。職人さんたちの指導のもと、レンガやタイルを自ら貼るなど、汗を流す日々が続き、ついに母屋が完成した。作り込んだ家具が運び込まれ、生まれ変わった財前家は「財前さんが遊ぶ田舎」という意味を込めて『財遊舎』と名付けられた。
構想から1年以上、倒壊する恐れもあった財前家の生まれ変わりの瞬間を見届けるのは漫才コンビ、U字工事の2人。財前に32帖(じょう)のリビングへ案内されたU字工事の益子卓郎は「宮殿にきたみてぇだよ!」と感激。
そしてリビングの奥にある多目的スペースや目の前に広大な緑が広がるテラスへ。「私はこの景色が好きだったんで、そこをテラスにしようと最初からの計画」と話す財前にU字工事の2人も「我々、海なし県(栃木県)の出身なんで山を優遇しがち」と答え盛り上がる場面も。また、寝室には手作りのダブルベッドとともに財前の息子・凛太郎くんが幼少期に描いた数々の絵が。
続いてお風呂場へ。大きな窓を開けると露天風呂のように入浴しながら“緑の海”が楽しめる癒しの空間となっている。その後は、財前が「大自然の素晴らしさを体験できるスペースに」したかったという、倉庫を改修した『田舎暮らし体験スペース』へ。
レンガと白の壁に、赤色でアクセントを加えたおしゃれな空間で、財前は「野菜をとってきてここで洗って、調理ができる、ここで食べられる」と説明。凛太郎くんやお友達が古き日本の知恵や文化を学べるよう工夫されており、昔使われていた古い脱穀機を見たU字工事の福田薫は「郷土資料館みたい。財前郷土資料館」と感激。
そして最後に財前が「私のたっての希望でお外に作ってもらった」という自慢のスペースを紹介。雄大な自然を感じながら楽しめる『BBQスペース』だ。ピザ窯や炊きたてのご飯を楽しめる釜戸も。さらに財前が「鉄板洗うのに便利」と語るシャワーまで完備。まさに大自然を家族で満喫できる家がついに完成。息子・凛太郎くんや孫にも残せるという、100年もつ家に仕上がった。
スタジオでは財前一家4人が登場。財前は「いろんな方の協力をもとに家が出来たので、皆さんに感謝しかありません」と感謝を述べた。息子・凛太郎くん(16)は「僕の子ども、下の世代に(家を)残すために、まずは良い人を見つけるところから」と語ると、母の財前からは「まだ早いだろ」とツッコミが。父・絋二さん(83)は「4人のONE TEAMで頑張りました」。母・カツ子さん(82)が「皆さんどうぞ、遊びにいらしてください。ご飯食べに来てください」と語ると司会の有吉弘行は「良いお肉用意してくださいね」とお願いし、スタジオは笑いに包まれた。
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