重岡大毅の『それパク』セリフに難解な専門用語続出“先願主義”“冒認出願”SNS上では“それってナニ?”

2023.4.14 15:30

日本テレビ系新水曜ドラマ『それってパクリじゃないですか?』の第1話が4月12日に放送され、”知的財産”がテーマの難しいストーリーだが、“弁理士”の北脇雅美(重岡大毅)が専門用語を分かりやすく説明してくれると話題に。SNS上では「北脇さんの説明分かりやすい」「北脇さんの解説を聞きながら、実際の現場の動きを見て勉強できるわけだから、めちゃくちゃタメになる」などと称賛された。

ドラマは、月夜野ドリンク開発部で働く藤崎亜季(芳根京子)が、社運をかけたプロジェクトとして開発された新ドリンクのボトル、通称“キラキラボトル”のデザインがライバル企業に盗まれ、特許をとられたことから始まる。

公式Twitterでは専門用語が出てくるたびに、その単語の意味をリアルタイムでツイートしているので、ドラマを見ながらツイートも見て言葉の意味を理解するとより分かりやすい。例えば“先願主義”は最初に“特許出願”を行った者に特許権を与える制度で、特許は最初に発明した人が得られるものではない。“冒認出願”は第三者が人の発明を盗んで出願すること。など、ドラマを見ていると様々な言葉の意味を学ぶことができる。

オープニング映像ではジャニーズWESTの新曲『パロディ』にのせ、出演者たちが名作映画の“パロディ”をした様子が描かれており話題に。さらにドラマ内に出てくるセリフ「ナンバーワンなどではなく、オンリーワン」と“オマージュ”したセリフも見られ、SNSで「それってパクリじゃないですか?と言いつつも、パクリ、パロディ、オマージュって?を遊び心を交えながら考えさせようとしている姿勢が良い」と言う声も。

第1話ではライバル企業に情報を漏らした可能性がある、と亜季に情報流出の疑いがかけられる。情報漏洩はしていないと否定するものの開発部の業務から外されてしまう。トラブルを調査するために、親会社の知的財産部から、合理的で無駄を嫌う北脇がやってくる。

ライバル企業の特許権を無効にするために、亜季が「情報を漏らした」と証言をし、“冒認出願”=盗んだ発明であることを証明するしかないと言い放つ。嘘の証言をするか、開発を諦めるか思い悩む亜季だが、そんな中北脇があることに気付く。

亜季と開発部長の高梨(常盤貴子)

役員会議の場で亜季は、嘘の証言も、キラキラボトルの開発も諦めたくないと訴える。そのとき北脇が、情報漏洩の本当の原因は社長であることを明らかにする。北脇は亜季が以前呟いていた「きゅるんきゅるん」という言葉から、ボトルの手触りの違いに気付き、そこから真実に辿り着いた。冷徹な北脇からのまさかのセリフに「真顔できゅるんきゅるん連呼する北脇さんに笑ってしまった」「効率派の北脇さんが、なんとも非効率な擬音のきゅるんきゅるんを多用している」との声がSNS上にあふれた。

月夜野ドリンク社長の増田(赤井英和)

4月19日放送の第2話では、新設された“知的財産部”に異動した亜季と北脇のもとに、月夜野ドリンクの主力商品『緑のお茶屋さん』と名前もパッケージもソックリなチョコレート『緑のおチアイさん』が届いた。商品が似ているか似ていないかを決める“商標の類否”の判断は、非常に難しい案件。
まずは販売元である落合製菓に亜季が話を聞きに行くことになり、お客さんを喜ばせたい一心で菓子作りを続けてきた社長の落合(でんでん)の人柄に触れた亜季は、“悪気のないパロディ”だから許してあげられないかと考える。

お人好しで情に流されやすい亜季と、ビジネスに感情を持ち込まない姿勢を徹底する北脇。正反対の2人はこの問題にどんな決着をつけるのか?その模様を描く。

水曜ドラマ『それってパクリじゃないですか?』第2話は、4月19日(水)よる10時から日本テレビ系にて放送。

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写真提供:(C)日テレ

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