G.W.前から熱中症対策!カラダを暑さに慣らす“暑熱順化”って?親子で学ぶ『夏支度イベント』開催
2025.4.30 13:00
平年より暑いことが予想される今年の夏に備えるべく4月20日(日)、熱中症対策の啓発イベントが都内で開催。参加した親子はカレンダーづくりやフォトスポットでの記念撮影を楽しんだほか、無料配布されたスポーツドリンクでしっかりと水分補給。「熱中症対策はもっと暑くなってからだと思っていた」と、参加者の意識にも変化が見られた。
近年の平均気温上昇に伴い、昨年は熱中症による救急搬送が過去最高となる約10万人を記録。ゴールデンウィーク期間中も救急搬送が発生したこともあり、早めの熱中症対策が必要と考えた「大塚製薬」は、カラダを暑さに慣らす“暑熱順化(しょねつじゅんか)”の大切さを伝えるため、屋内のアスレチック施設・トンデミ平和島(東京・大田区)で『親子で夏支度イベント』を開催した。

“暑熱順化”とは、暑さが本格化する前に運動や入浴で汗をかき、カラダを暑さに慣れさせる手法で、熱中症対策のひとつとして注目されている。そのために欠かせないカラダの“夏支度”として、水分・電解質補給→運動・入浴→発汗→水分・電解質補給の一連の流れが重要だという。特に、汗腺が未発達な子どもは熱中症リスクが高く、運動不足になりがちな大人も含めて取り組む必要がある。
そこで、本イベントでは親子で楽しく学べる『夏支度カレンダー』づくりを体験。この夏、子どもたちがやりたいことをランキング形式で記入。それをかなえるために必要となる夏支度の実践内容をカレンダーに書き込んでいき、家族からのコメントをもらえるようになっている。

カレンダーづくりのほか、フォトスポットでの記念撮影、トランポリンやクライミングでの運動、水分補給などカラダの夏支度に取り組んだ子どもたちからは、日頃の暑さ対策について「水分補給をこまめにする」という意見が多かったほか「アイスネックリングなど冷たいものを身につけています」という声もあがった。中には、イベントに参加してみて「これからは熱中症にならないために水をいっぱい飲んで、汗をかいて、脱水症にならないように気を付ける」と笑顔で話す子どもの姿も見られた。
一方、保護者側も「熱中症対策はもっと暑くなってからだと思っていたのでびっくり」「汗をかくことも暑さ対策になると聞いたので、水分をとりながら汗をかくことも避けずにやりたい」と、学びにつながることが多かったようだ。


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