カズレーザー ゴールデンウィークに事故を起こす前に知りたい 新宿や箱根、観光地に潜む、事故多発の危険な交差点

2025.4.30 10:15
カズレーザーの写真

カズレーザーがMCを務める『カズレーザーと学ぶ。』29日に放送された。今回のテーマは『最高のGWにするため!知らなきゃ損する交通事故&渋滞の最新科学SP』。『道路の形で事故多発!?専門家が選ぶ日本全国 危険な交差点』の講義では、交通事故鑑定ラプター所長で、交通事故鑑定人の中島博史氏が登壇。全国の行楽地に存在するという、事故多発の危険な交差点について解説した。

中島氏はまず、ドライバーの問題というよりも道路の構造的に交通事故が起きやすくなってしまうような場所が存在するとし、行楽地をはじめ全国に400~500か所は危険な場所があると話す。一見安全そうに見えても、道路の形のせいで交通事故が多発する“危険な道路”ということで、代表例の一つして東京・新宿四丁目交差点を挙げた。

新宿IKEA前の甲州街道と明治通りが交わる大きな交差点で、出演者の西田ひかるは「この交差点知ってる」、カズレーザーも「新宿高校があるとこ」などと声があがる。人の往来が多い交差点であるが、中島氏いわく、2022年都内ワースト2位、15件の事故が発生してしまったそうだ。

その原因として中島氏が挙げたのが、交差点の特殊な形状。基本的に交差点は、直角に道路が交差する十字路であるが、新宿四丁目交差点は縦に通る道路に対し、横の道路が60度程度、斜めに傾いて交差している。鋭角交差点と呼ばれるこの形状では、歩道の一部が交差点に突き出すような形をしており、車はそこを回り込むようにV字を描きながら曲がることになる。

新宿四丁目交差点は、左折が“鋭角左折”になる。左折をする際、曲がりながら左斜め後ろの方向に進むことになる。このとき、自身の進行方向と横断歩道上の歩行者、そしてこれから横断しようとする歩道上の歩行者と、広い範囲を視界に入れなければならないのだが、鋭角左折の場合、ドライバーはほとんど振り返るような姿勢にならないと左側の歩道にいる歩行者が視界に入らない。すると見落としが生じやすくなり、さらに歩道が車道に突き出たような形をしていることから、巻き込み事故の可能性が高くなっているのだとか。

近藤春菜の写真

中島氏の説明を聞き、普段この交差点を使用することがあるというハリセンボンの近藤春菜は、「私も歩行者としてもあそこよく行くんですけど、あそこ人パンパンに、赤の時たまって。それで一気にゴーするから、結構ほんとギリギリ危ないんですよね」とその危険性について指摘。中島氏もこれにうなずき、「少し引いた位置で待つっていうのも大事だと思います」とコメントした。またドライバーに対しては、後続車がいると早く曲がろうと焦ってしまいがちになるが、広範囲の確認を心がけるようにと注意喚起がなされた。

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