【先週読まれた人気記事】土曜に引っ越した笑コラで『吹奏楽の旅』が復活! 前回密着した吹奏楽部の最後の公演に密着
2025.4.26 11:00
続いては玉名女子高校。2022年の密着では、1年生のサックス奏者で熊木さんと仲の良い平野さん、2人のソロパート争いが注目されていた。緊張からか思うように力を出し切れず、結果的に平野さんが地区大会、全国大会とソロパートを演奏することに。熊木さんは悔しさを感じつつも「全国の人にいい音伝えてこいっ!」と平野さんの背中を押す言葉を送ったりするなど、互いに切磋琢磨し合う様子が描かれていた。全国大会本番での平野さんの演奏については、世界的指揮者である佐渡裕さんが以前番組に出演した際「玉名(女子)の本番、(会場で)聴いてるんです」と語り「サックスのあのソロにめちゃくちゃ感動した」「言いたくて言いたくて仕方なかったんです」と大絶賛していたほど。この年も玉名女子は全国で金賞を受賞していた。
そして今年1月、熊木さん、平野さんたち3年生にとっては卒業公演となる、玉名女子のニューイヤーコンサートが開催されることに。熊木さんは「卒業って実感がまだわいてこなくて…卒業したくないな」と正直な気持ちを明かし、平野さんも「人生の中でたぶんこんなに一つのことに打ち込める経験がないと思うので…」という。するとすかさず隣で聞いていた顧問の米田先生は「ある!今からもっとあるから!」と声をかけていた。
平野さんは「卒業したら他の道に進もうって最初考えて、やり切るつもりで入学した」と当時の気持ちを明かしつつ、卒業後は音楽大学に進んで音楽を続けていくという。「(続けようと)思えるようになったのがこの(笑ってコラえての)取材だったので、私は本当に良かったです」と語る平野さんに米田先生も「すごいね。日テレさんに人生変えてもらった…」と語っていた。その後の演奏会、カーペンターズの名曲『青春の輝き』では2人が並んで演奏する一幕も。演奏の合間、お互いに顔を見合わせて笑顔になる2人。その様子を指揮台から見ていた米田先生は演奏終了後、袖に入ったところでこらえきれず目頭を押さえていたのだった。
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