14周年福岡発『LinQ』卒業を控える髙木悠未の初作詞曲は“伏線”がいっぱい!有村南海と子猫2匹&16歳森斗咲羽の“やめられないこと”【約9800文字ロングインタビュー】
2025.4.26 10:15
福岡を拠点に活動するアイドルグループ『LinQ』が、結成14周年を迎えた4月17日(木)にニューアルバム『TO YOU〜LinQ 第五楽章〜』をリリース。entaxは、グループを代表して“一期生・LinQひと筋”で8月に卒業を控える【髙木悠未(ゆうみ)】、“LinQの王道アイドル”【有村南海(みなみ)】、“LinQの歌姫”【森斗咲羽(さわ)】の3人にロングインタビュー。新曲のMV撮影ウラ話や髙木が作詞したソロ曲『タカラモノ』に秘められた想い── “LinQミーティング”での涙の理由とは?
──アルバムリリースに新曲MV公開、そして14周年おめでとうございます!
全員:ありがとうございます!
髙木:LinQでは6年ぶりのアルバムで、歴史の詰まった作品になりました!
──髙木さんは「最後のアルバム」、有村さん・森斗さんは「初めてのアルバム」ですね
森斗:はい!私はLinQのメンバーになって初めてのアルバムで、本当にうれしかったです!
曲によっては、今私が歌っているパートがもともとは先輩が歌っていたパートだったりするので「違う良さを出さなきゃいけない」っていう緊張感がありました。熱をすごくこめたアルバムになりました!
あと、私は全曲ハモリを担当させていただいて…
髙木・有村:(拍手)
有村:本当にすごい!
髙木:(大きくうなずく)
森斗:いやいやいやいや!(照れ笑い)歌割は決まっているので練習して挑んだんですけど、ハモリは練習なしで録りました。みんなが歌った後に、その場でみんなの声を聴いて、最後に私がハモリを歌わせていただきました。
髙木:やっぱり実力がないとできない。
有村:さーちゃん(森斗)にしかできない!
髙木:“咲羽様”!
森斗:最後の味付けをさせていただきました(笑)
髙木:“味付け”かっこいい!

有村:私は、新曲ごとに『M∞CARD(エムカード)』は出していたんですけど、『CD』が初めてで、開封した時に「うわぁ…こんな感じなんだ!自分の曲がこうなってるんだ!」って感動して、すごくうれしかったです!
このアルバムに入っている曲は、私がLinQに入ってから今までの4年間が詰まっている曲ばっかりで。
『人生最強・花景色』は、10期生のれいさん(リーダー・黒田)と私がデビューした曲で、やっとみんなに、世界中のみんなに届けられるなって思いました!
『FUKUOKA。~福を可するのだ♪~』も思い出があって、初めて一番長いパートをもらった曲なんです。本当に全部思い出のある曲が詰まっているので、ファンの皆さんもアルバムを聴いて、思い出になるLinQの曲がどんどん増えればいいなって思っています。

──今回のアルバムの中で、有村さんが特に思い出がある曲は?
有村:全曲思い出しかないんですけど…一番は『人生最強・花景色』。私が初めてもらったパートがあって、一言なんですけど、「シンプルな問題じゃん?」っていう…でもそこは今ほかのメンバーに取られちゃったんですけど…(笑)
髙木:そういうのもあるもんね(笑)自分のパートじゃなくなる時もあるんですよ
有村:でも、そういうのもいい思い出だなって思います(笑)時代は変わっていくので…
髙木:深っ!
有村:うふふっ(笑)でもそういうのもあって、私の“LinQとしての4年間”が詰まっているなって思います!
これからもアルバムを出していけるように頑張りたいし、今までのLinQを振り返るきっかけにもなりました。
髙木:私は5枚目のアルバムになります。1枚目から聴いて、今のアルバムを聴くと、声変わりによる進化を感じました!13歳から27歳の声帯って全然違うなって(笑)声変わりしたことでいい意味で変化があって、昔の楽曲から楽しんでもらいたいなって思いました。

髙木:あと、今回のアルバムは“令和バージョン”。みんなの声がすごく明るくてフレッシュで、“進化したLinQ”を作る第1作品目だなって思っています。
一年一年、LinQっていい意味で体制が変わっていくんですけど、“この9人の体制”は「できあがったな!」って思うLinQになったって感じています。
今回、『I LIKE YOU盤』と『YOU~END~ME盤』の2形態あって、初めて作詞した私のソロ曲『タカラモノ』が入っている『YOU~END~ME盤』も作っていただいたのがすごくうれしくて。アルバムを作るのはものすごく制作が大変だし、お金もかかるし…(笑)本当にありがたいなって。デジタル配信が多い時代ですけど、久々に円盤で出すことができて、思い出として作品が形に残ったことがすごくうれしいです。

──新曲『TO YOU〜にゅーあらいばるはーと♡〜』のMVでは、
髙木さんの趣味のバイクなど、個性あふれる“9人のPrecious Princess”が表現されていますね
有村:ソロシーンのテーマは、一人ずつ打ち合わせをして決めました。
髙木:自分の好きなことや趣味を聞いてくださったりね!
森斗:私は『自分の休日』とか『理想のデート』を聞かれて、インドアな過ごし方が好きで、ベッドの上でゴロゴロするのが一番理想なので、こんなシーンになりました(笑)
ソロのシーンは1人3時間~4時間くらい、こだわって撮影したんです!顔のアップを多くしようということで、(顔に手をほぼくっつけて)カメラと顔の距離、ほんとこのくらい!
髙木・有村:(笑)
森斗:冗談なしで1cmくらい!
髙木:でも1cmはちょっと盛ってるよ~(笑)
森斗:いやいやいや!!ほんとです!

髙木:この咲羽のシーン…
髙木・有村:(にやにやしながら2人同時に)結構…(笑)
全員:爆笑
髙木:咲羽推しがもう…興奮(笑)
森斗:あははははっ!!
寝起きをイメージしているので、逆に寝ぐせを作りました。メイクはほぼすっぴん!
髙木:なんか赤ちゃんみたいって思った!
有村:まじかわいい!
森斗:バリ緊張したんですよ(笑)でもここは演技をこだわりました!
髙木:でも南海(有村)のソロもよかったよね!
有村:私は「“王道アイドル”を見せたい」って監督さんと話して、王道アイドルって何かなって考えた時に、「お家で彼女感」にたどり着いて。エプロンを着たり、普段巻かないカチューシャをつけたり!MVが終わった後も楽しめる、最後のパートがこだわったポイントです。
髙木:(小声で)かわいぃ…
有村:セリフを言うところがあるんですけどぉ…(照)
髙木:「好きになった?」
森斗:しかも!間を置いて、「…好きになった?」(モノマネ風)
有村:あはははっ!
森斗:「ならんわけないやろ~!」って!
全員:爆笑
有村:もう一つ、こだわったポイントがあるんですけど…私、笑い方が独特で「どぅふふっ」って笑っちゃうんですけど、監督さんはその笑い方がよかったみたいで、「彼女っぽい、ラフな感じがいいね」ってその笑いまで入れてくださって。飾らない素の私も見せられたMVになったと思います!

──髙木さんは外でのシーンでしたね
髙木:私は深夜2時くらいの撮影だったんですよ。
有村・森斗:えー!?
髙木:その日は朝の4時集合で、12時間踊りシーンを撮影した後の、最後の撮影でした。寒くて、鼻がちょっと赤いところもポイントです(笑)
有村・森斗:思いました!
髙木:ほんとにめっちゃ寒くって!

髙木:今回、愛車(Kawasaki ELIMINATOR 400)に乗って、天神の街を走ったりしました。バイク女子をどんどん広めていけたらいいなって思っています。
あとはギャップ!私はギャップを大切にしていて、「かわいい!“あざとねこちゃん”」もできれば、かっこいい姿も…(笑)
有村・森斗:ぉお~
髙木:私はLinQのピンク担当なんですけど、私服は白とか黒とか、かっこいい系が好きで。監督さんと話し合いのもと、「そのギャップ萌えを見せられたらいいね」って。だから、衣装とは違って、バイクのシーンは「かっこいい!」を見せられたんじゃないかな。
有村:普段、悠未さん(髙木)が(停止した)バイクに乗ってる姿は見てたんですけど、実際に運転してる姿は初めて見たので、新鮮でした!
髙木:たまにね、レッスンにバイクで来てるよ!
SNSとかの反応を見てると、バイク好きの方ってアイドルとすごく相性がいいなって思ってるんです。だから、今後にもつながればいいなっていうアピールも…兼ねてます♪(笑)

──全員でのシーンで印象的なところは?
有村:さーちゃん(森斗)の落ちサビのところでパンッって暗くなって、衣装も変わるところがギャップでした!
森斗:新衣装の時はみんなばっちり髪型をキメてるのに、あのシーンはみんなあえてストレートヘアなんです。
有村:そこも監督さんのこだわりが詰まっていて、清楚なイメージ。一瞬で変わって、また一瞬でアイドル衣装に変わるところをぜひ!もう50回ぐらい見てほしいです!(笑)

髙木:出来上がった時は意外でした!「そっちの進化か!」って。
森斗:光り輝くイメージだったんですけど、意外と暗くて宇宙みたいで…
有村:さーちゃんは(肌の)色が白いから浮き出てよかったなって(笑)
髙木・森斗:あはははっ!(爆笑)
◆夜のゲームと子猫と手書きの日記
──『TO YOU〜にゅーあらいばるはーと♡〜』の歌詞で「明日も早いのに全然スマホが止められない」とありますが、
3人が「最近ちょっとやめられないこと」は?
森斗:はいはいはい!あります!!
有村:はやっ!
森斗:私はゲームが大好きなんですけど…実は、ほぼ毎日夜にしていて…
髙木:え!知らなかった!
森斗:あまり言ってなかったんですけど、ゲーム機が好きで、ちっちゃい頃からWiiとか…
髙木:ちっちゃい頃がWiiなんだ!(笑)
森斗:好きすぎてカセット20個くらいあります!今も、一番没頭できることがゲーム。眠いのにやっちゃうんですよね。

──最近ハマっているゲームは?
森斗:今は『スプラトゥーン』をずっとしてます。キャラのコーデとか武器を変えるのがすごく楽しくて…
髙木:ロッカールームとかめっちゃ作ってるんじゃない?
森斗:あ!ロッカールームこだわってます!シールとかめっちゃ貼ったり…
有村:えー!できな~い
髙木:一時期しとったよね!LinQの『スプラトゥーン』のLINEグループがあって
有村:ありましたね!
森斗:え!え!?知らない!!
髙木:まだ咲羽が入る前だった!最近莉鈴(織多)としよったけんいいね!
有村:ほんとにずっとしてるんですよ!莉鈴と深夜まで!うるさくて、しれっと扉を閉めました(笑)
全員:爆笑
森斗:遠征に持ってきてやってたらドア閉められて…うるさかった?
有村:うん(笑)
髙木:南海は早く寝るタイプやしね

有村:私は猫の写真を撮るのがやめられません!生後2週間の子猫を育て始めたんです。前から犬が二匹いるんですけど、写真を撮ることがあまりなくて…
髙木:見たことないもん「犬かわいい」みたいな投稿(笑)
有村:でも本当にかわいくて!毎日帰ったら撮っちゃうんです。昨日もおばあちゃんに「撮って~」「この角度がいいかな?」ってお願いしたり…初めてこんな感情になったので、もっと動物を大切にしていきたいなって思いました!
髙木:最初からしてくれ!(笑)
全員:爆笑
有村:アレルギーっていうのもあるんですけど…でも猫ちゃんは、自分から飼いたいって言って…本当にわが子のように育てています!
森斗:珍しい。南海さんがかわいいって言うことなかなかないんですよ!
髙木:確かにそう!ちいかわ以外ね(笑)
有村:初めてお母さんのような気持ちになってて、今度猫の写真たくさん載せます!

髙木:私は最近、ほんとに感謝がやめられない!!
卒業を決めて、去年の9月ぐらいからは、これまでのLinQの活動とは見えるものが違っていて。「いろんな方と出逢ったな」とか。土日の楽しみのために毎日頑張ろうって思ってくださるファンの皆さんの「活力になれてるんかな」とか思ったら…私がこの仕事をできてることも感謝だし、まず健康でいられてることも感謝だし、(両手を合わせて)ほんとに“感謝感謝”!みたいな。
有村・森斗:(うなづく)
髙木:だから夜中までファンの方のXを見て、もう「いいねいいねいいね!」ってめっちゃ押しちゃう!深夜の3、4時ぐらいまで(笑)たまに、投稿されて10秒とかでいいねしちゃうんですよね、気持ち悪いぐらいの早さ!(笑)
森斗:やばい監視されとるみたいな(笑)
髙木:もういいねが止められない!(笑)「ありがたいなぁ~」って気持ちが、卒業を決めてからさらに感じることができました。

髙木:4月から毎日日記を書き始めたんです。
有村・森斗:ぇえー!
髙木:日記を書くことで、日々を大切にし始めて。MCで出てくる言葉も、日記を書き始めてから変わったんですよね。毎日の出来ごとってやっぱり忘れちゃうから、今日はこういうことがあって、こういう感情だったなとかを書いて、後から見返すのも大切だなと思って続けています。スマホじゃなくて、365日書ける日記に手書きで。
森斗:初めて知りました!
髙木:南海の猫並みに初めて言いました(笑)でもこれって大人になって思ったことだから、みんな10代の頃はもう「弾けちゃって!」って思うよ?
有村・森斗:弾けちゃって!?(笑)

◆髙木悠未の初作詞ソロ曲『タカラモノ』
髙木:『タカラモノ』ですが、実は今の歌詞とは別に、もう一つ歌詞があったんです。作詞をしている頃に、曲の制作も進んでいて、同時に作ったから全然メロディーと合わなくなっちゃって…だから今の『タカラモノ』の歌詞は二作品目なんです(笑)
作詞は、まずテーマから決めようと思って、LinQで過ごした14年間を振り返っていました。思い浮かんだのは、経験とか学びももちろんですけど、やっぱりファンの方との“出逢い”が本当に宝物だったなって。
『タカラモノ』っていうタイトルは最後に決めました。私の14年が宝物だったし、ファンの皆さんにとっても、この作品と思い出が宝物になればいいなって…ベストマッチなタイトルがパコン!ってハマったんです。
有村:悠未さんっぽい!
髙木:そう?
髙木:Aメロは“物語の始まり”を書いています。私は歌詞遊びが好きなので、ぜひ注目してほしいです!

髙木:例えば、一行目の「毎日」って歌うところ。文字としては、LinQとしての14年間の「5229日」だったりとか…
森斗:うわぁ~!(感動)
髙木:「あなたの毎日をこれからも応援しています」って言葉は、私が一時期SNSで発信していた言葉なんです。「悠未ちゃんってこういう想いで書いたのかな」とか、伏線を一緒に考えてくれるとおもしろいかなって。改行まで、本当にこだわったんです。だから歌詞を見ながら聴いてほしい。でも、私の想いだけじゃなくて、皆さんの青春や思い出にも重ねてもらえたらいいかなぁ。
──表記が異なる“ありがとう”や“○○○”、繰り返す“笑って”などが印象的でした。
髙木:ひらがなの「ありがとう」と漢字の「有難う。」
ここは、私のアイドル人生の始まりは13歳なので、13歳っぽい、ひらがなの「ありがとう」。そこからいろんなことを学んで大人になっていった「有難う。」。成長を表現しています。
森斗:すごい…
有村:(小声で)ちゃんと「。」まで付いてる…
髙木:「。」もね!大事(笑)
髙木:「YOUME Story」は、「YOU and ME」とも読むけど、「ユメストーリー」。この14年間、夢に向かって走ってた、一つの夢物語だったなぁって。
「○○○」は、歌では「あなた」なんですけど、文字にすると空白。本当にファンの皆さんを想って作ったので、「私のことかな?」「俺のことかな?」って思ってもらいたかったんです。身近に感じてほしくて、みんなの名前を入れられるようにしました。
サビの繰り返す「笑って」は、アイドル活動をしていて、「どんな時も笑おう」っていう気持ち。つらいことがあっても、やっぱり笑顔の力ってすごいと思うんです。そういう想いも込めてたり…します(照れ笑い)
最後の“タカラモノ”は「宝者」っていう漢字にしたんです。ファンの“人”を表現したくて。作りながら…意外と私ってアーティスティックだなと思っちゃいました(笑)

──歌詞カードには載っていない、空白の部分もありますね
髙木:ここは、間奏で私がしゃべっているところですね。レコーディングで感じたことをしゃべろうって思って、その時まで内容は考えていませんでした。
私が最後に伝えたかったことは、「ありがとう」もだけど「大好き」。その言葉を入れたり…。
アルバムを発売する前、移動中とかにいっぱい聴いていて、ファンの方を思って歌った曲だからこそ、いろいろ思い出して毎回「ぅぅ~(´;ω;`)」って涙してました。
語彙力は弱いけど、シンプルな言葉でどれだけ伝えられるかを感性で。こういう私の想いが伝わったらいいなぁって思っています。
──すべて想いがこもっていると思いますが…お気に入りのワードはありますか?
髙木:「青春はこれからも続くから」がお気に入りです。「一生青春やんな」って思える人生をこれからも送りたい(照れ笑い)
作曲がSHiNTAさんっていうのも、お気に入りだしこだわりです。LinQは初期の時代、ずっとSHiNTAさんが楽曲を作ってくださっていて。『I am…』とか『Supreme』とか、今でも愛されて歌い継がれている楽曲ってSHiNTAさんが多いんです。だから、最後に感謝の意味も込めてSHiNTAさんと一緒に作らせてもらいました。
──有村さん・森斗さんは初めて聴いた時どう思いましたか?
森斗:歌詞の意味を今初めて聞きました。サビの二回目の「笑って」が「“ねぇ”笑って」…問いかけるような、本当に心の底から言ってる感じがして…この歌詞で一番のお気に入りはこの「ねぇ」
髙木:そこかい!ほかにもめっちゃあったやろ!
有村・森斗:爆笑
髙木:感性っていろいろですね(笑)
有村:私が感じたことは、悠未さんが大切にしてきたことや私たちに教えようとしてくれたことは、こんなことなんだろうなって…
髙木:きっとみんなも、これからいろいろ経験して感じることがめっちゃあると思う。例えば、子どもの頃に親に言われてたことが、大人になって気づくことがあるみたいな。
アイドル経験の中で、感じることってみんな違うと思うけど、それぞれ考えや想いを後輩に伝えていけたらいいのかなぁ…なんて思ったりします…あははっ(照れ笑い)

──これから『イオンモールツアー』や髙木さんの『卒業ツアー』が始まります。
3人それぞれどんなツアーにしていきたいですか?
森斗:「もうこの9人って残り少ない時間なんだ…」「悠未さんは卒業しちゃうんだ」って、最近ようやく実感してきて…(今回の)『お知らせします、君に逢いに行きます♡』のツアーは、今までのツアーで一番いろいろ考えたし、これから先のことをめっちゃ思いながら回りました。
『イオンモールツアー』は、LinQをまだ知らない方にもグループの良さをもっと広めたいです。LinQって聞いたことはあるけど見たことないっていう人がまだまだ多くて…でも見てくださったら絶対に刺さると思うんですよ、全年代に。最近は、お母さんとお子さんみたいなご家族さんも見てくださっていて。お子さんからおじいちゃんおばあちゃん、老若男女にLinQの存在と良さを広めるツアーにしたいです!

森斗:『悠未さんの卒業ツアー』は、もうとにかく…最後、私からも悠未さんに感謝を届けられたらいいなって思っていて。私はLinQ KIDSの頃から悠未さんを見てきたんですけど、あの頃は私がLinQに入る時には「もう悠未さんいないんじゃないか」って思ってたんです。
髙木:そうなんや。確かに世代的にね
森斗:今でもいてくださることが本当にうれしいんです!だから、最後の最後に感謝を…ファンの方にもですけど、悠未さんにも伝えられたらなって思います。
髙木:(森斗を見ながら食い気味に)では楽しみにしています!(笑)
森斗:あはははっ!

有村:『お知らせします、君に逢いに行きます♡』のツアーは、れいさん(黒田)がリーダーになって、私も先輩側のポジションになって、今まで悠未さんとからなさん(海月)とか、先輩方がやってきてくれたことが、やっとわかったなって思ったツアーでした。これからのツアーでも、悠未さんからどんどん受け継いで、頑張っていきたい。今しか聞けないことがたくさんあると思うんです。卒業しても、バイバイするわけではないし、世界にはいるけど…
森斗:世界!?広!(笑)
髙木:さっきからなんか深いんよ!
有村:悠未さんと会う機会は絶対に少なくなるし、今のうちにいっぱいいろんなことを悠未さんから聞いておこうって思ってるんです!学べるところは学んで…最近は、レッスンでも悠未さんのことをずっとガン見してて…
髙木:そうなん!?知らんかった!ちゃんと踊るわ(笑)
有村:悠未さんを見るようにしているし、悠未さんが発した言葉も留めておこうって思っているので、一瞬一瞬を大切にして、このツアー回っていきたいです。
ファンの方も「この9人めっちゃいい」って言ってくれてる人も多いので、その“LinQの輪”をもっと広げて、福岡に持って帰ってこれたらなって思っています!…どぅふふっ(笑)
髙木:これ!これですMVの南海の笑い方(笑)

髙木:今の“9人LinQ”は今までで一番、後輩と年齢の差が広がった体制で、中間のメンバーがいないんですよね。最初は戸惑ったこともいっぱいあったんですけど、みんながめっちゃ「ついていく!」って頑張ってくれるんです。今は、それぞれの役割でLinQを引っ張ってる感があって、南海も南海の役割で、咲羽も咲羽の役割で。みんなの総合力で引っ張っていってるなって感じます。
髙木:最近、メンバー同士でミーティングをすごくするんですよ。
森斗:めちゃくちゃ多くなりましたよね!
髙木:集まったら毎回するくらい。
れいもリーダーになって、厳しくみんなに言ってくれるようになったり、不意に南海もLinQのことをもっと考えようとか…。
「自分と同期で作ってきたLinQ」を、後輩メンバーも「自分のLinQだ」って思って言葉を発してくれることが多くて、それがすごくうれしくって!こうして次の世代につながっていくんだなって感じることが前回のツアーや最近のミーティングでたくさんありました。
髙木:最近ミーティングで泣くこと多いよね。やっぱりみんなLinQへの想いもあるし、「悔しい!」とか「うまくいかない!」とかも。自分もそういう経験をしてきたからこそ、もっとみんなで言い合って、ぶつかって、“みんなのLinQ”を作っていってほしいなって。
「先輩の想い」とか「悠未さんの想い」って言ってくれるのもありがたいんですけど、そうじゃなくて、みんなが“自分のLinQ”って思って作っていってほしいなって…まじで思ってます!!なんかミーティングみたいになっちゃった(笑)
有村・森斗:あはははっ

髙木:ここ3人泣く系なんです
有村:そうなんですよ~
髙木:南海も意外と結構泣く系だよね
有村:いや~ほんとに…(笑)最近は、悠未さんからLinQのこととか熱い話を聞くと、込み上げてきちゃうんですよね
森斗:ぁ~わかります…
有村:私の中では「LinQ=悠未さん」なんで、最近は悠未さんと自分を比べちゃって…でも悠未さんは「そんなこと気にしなくていいよ」って言ってくれるんです。「(か細い声で)ほんとに優しい人だなぁ」…「めっちゃ愛ある人だなぁ」って思うと、涙があふれてきちゃうんですよね
髙木:うちらまじめっちゃ泣くからね(笑)今の南海の言葉はうれしいですよね~…本当に。
有村:(照れ笑い)
髙木:咲羽もこの前めっちゃ泣いてたよね、ミーティングの途中で。珍しいって思うくらいに!
森斗:れいさんがリーダーになって、れいさんの言葉と悠未さんの言葉がどんどん積み重なっていって、私も一つ一つ気持ちの入り方が強くなって…。大きくなって…割れて出るみたいな!
髙木:何が割れたの?
森斗:涙の風船がこう大きくなって、パーン!みたいな(笑)
全員:爆笑
髙木:残りの4か月はみんなで走っていきたい。私も後悔したくないので、このツアーを通して、“次のLinQがワクワクできるようなバトン”を渡せたらいいなって思っています!

※下部にギャラリーあり
【汐留リリースイベントの記事はこちら】
【リリース情報】
シングル「TO YOU〜にゅーあらいばるはーと♡〜」
2025年4月11日 先行デジタル配信 & TikTok配信開始
<配信サイト>
<MV>
アルバム『TO YOU〜LinQ 第五楽章〜』
<I LIKE YOU盤><YOU~END~ME盤>
2025年4月17日 リリース
◆髙木悠未(たかき ゆうみ)
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◆有村南海(ありむら みなみ)
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◆森斗咲羽(もりと さわ)
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写真提供:LinQ
©entax











