狩野英孝 映画『マイクラ』吹替に「3%ぐらいドッキリかなと思いました」 山寺宏一「まだわかんないよ?落とし穴あるかもよ?」
2025.4.25 19:25人気俳優が演じる超個性的なキャラクターにも注目が集まっている本作。
数々の作品でジェイソン・モモアの吹替を担当してきた安元は、本作のモモアがこれまでにないコメディ演技を披露していることに触れ、「モモアさんはどの映画でもどこかしらフザけがちなんですが、本作では徹頭徹尾、ずっとフザけてるんです。デカい人がフザけるからそれだけで面白いんですけど、そこに声をあてるとなると、彼がテンションの塊みたいな役だから難しかったですね」と、いつもと異なるモモアの吹替にチャレンジしたことを明かした。

ジャック・ブラック演じる“マイクラワールド”の転送先住民、ハイテンションで猪突猛進なスティーブの吹替を担当した山寺は、「実は僕はジャック・ブラックの吹替は初めてで、63歳にして初挑戦になります」と、意外な初チャレンジを告白。また、現在世界中でヒット中の劇中歌「溶岩チキン」の歌に触れながら、「よよよ溶岩~♪ と頑張って歌っているので、吹替え版でも盛り上がってほしい!ほかにも、映画の最後に出てくる歌も最高で、僕はオリジナル版のプレイリストを毎日聴いているぐらいなんですけど、それも歌っているので、ぜひ音楽にも注目してほしいですね」と、劇中歌の魅力を大プッシュしていた。
実写吹替初挑戦となった生見は「吹替版と言うすごく難しいお仕事をいただいてぜひ挑戦したいと思いました。でも難しすぎて、山寺さんや皆さんが本当にすごいなと勉強になりました。すごく体力がいるお仕事なんだなと」と大先輩たちをリスペクト。

マイクラ愛の強さで知られる狩野は「オファーをいただいたとき、3%ぐらいドッキリかなと思いました。でも僕が声を入れる前に先輩たちの素晴らしい声が先に入っていて、『どうやらこれ本当だぞ!』と確信に変わりました」と当時を振り返った。これに山寺が「英孝ちゃん、まだわかんないよ?落とし穴あるかもよ?」と茶々を入れると、狩野は「確かに足元がギシギシいうんですよ!」と会場の笑いを誘った。

イベントでは、海外キャストからのサプライズメッセージも披露された。スティーブ役のジャック・ブラックからは「英孝!よろしく!スタッフ~!」と狩野のギャグを真似たメッセージが。狩野は「僕の名前を呼んでくれて、ギャグまでやってくれてめっちゃうれしいです!」と大よろこび。またナタリー役のエマ・マイヤーズから生見へ「愛瑠、私の声を担当してくれてありがとう。きっと私よりステキな声ね。最高だったでしょ!難しいけど楽しい役、あなたなら大丈夫!」というエールが贈られ、生見は「この映像、保存したい!ありがたいです!!」と感激の様子を見せた。
イベントの締めくくりに山寺は「”マイクラ”の世界観をふんだんに盛り込んだ、最高の楽しい映画です。ゲームをやっている方はもちろん、そうでない方も、どの世代の方も、誰もが楽しめます。今ちょっと元気ないなとか、色々うまくいかないなっていう人にも勇気をくれる、最高の作品です。僕の声優生命を賭けてもいいです、面白くなかったら、入場料全部僕がお返し…したいぐらい!絶対に楽しめる映画なので、劇場の大スクリーンでご覧いただければと思います!」と熱いメッセージを送った。

『マインクラフト/ザ・ムービー』
4月25日(金)全国公開 2Ⅾ/3Ⅾ/4D/Dolby Cinema🄬/ScreenX/IMAX🄬 字幕版・日本語吹替版
配給:ワーナー・ブラザース映画