霜降り明星・せいや 壮絶ないじめにあった高校時代… 今明かされる支えた友人、そして一気に逆転できた出来事とは

2025.4.24 09:45

高校に入り、急にいじめを受けたせいやは、中学の仲間たちが心配しなかったのかと聞かれ、「ちょっと言えなかったんですよね。中学で、あれだけスゲーってなってたヤツが、“高校生活つまずいてハゲたらしいで”みたいなのは、よう言えなくて。“俺は楽しんでる”“なんかやられても俺は笑いで返してる”みたいに強がってましたね」と、当時を振り返り、親に「もう学校休んでよ」と言われても、「これで休んだら終わりやろ」と思い、ハゲたことも笑いのネタにしながら学校に通い続けたという。

唯一の救いとなったのが、学校のない日に同じ団地の友だちと公園で一緒に遊べたこと。友だちが競争して走り回り、せいやがMCをするという、子どもの頃から続けていた遊びをしたり、せいやが考えてきた遊びを一緒にやったり、せいやが何を言っても大笑いしてくれたりしたという。さらに、高校で1人プールの裏で昼食をとっていたせいやのそばに寄り添ってくれた友だちも。「(彼の前だけでは)本来の中学の時の自分でいられた」と語ったせいや。

そんなせいやの前に、当時励ましてくれた団地の仲間たちと、プールの裏で仲良くなった同級生が登場。高校の同級生は、昼休みにせいやがいないので、実はわざわざ探しに行って一緒に昼食を食べてくれていたという事実を告白。せいやは「知らんかったです」と驚いた。さらに団地の仲間も、せいやがいじめられていることを知りながら、せいやを“いやすん会”というチームを作り、あえて本人には何も言わずに遊んでいたことを明かし、スタジオを驚かせた。

そして、せいやが高校での立場を逆転させたのが、文化祭。クラスで劇を発表する際、台本を書くことになったせいや。「いじめグループみたいなやつがお前1人で書いてこいっていう。嫌がらせの一環で」と、誰もやりたがらなかった脚本を担当したことを話しだした。「俺、ここだけは……中学とかでネタ書いてたからチャンスやってなって、これで変えなあかんと思って」と、全力でコントを書いたという。すると、その脚本がウケて、空気が変わったという。少しずつ友だちが増えていき、ついにクラスの中心となって劇の演出も担当するようになったせいや。

さらに、その劇は、学校のコンテストで1年生ながらに優勝。その時のスピーチでせいやが「俺は笑いではね返したぞ!」と言うと、体育館にいた生徒たちが「おぉ~~!」と盛り上がり、それから人気者の立場を取り返すことができたという。スタジオでは「映画化してくれよ!」という声が上がるほど、温かい感動の空気に包まれた。

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写真提供:(C)日テレ

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