吉沢亮、横浜流星、渡辺謙が芸に人生を捧げる姿が解禁!映画『国宝』場面写真5点が公開
2025.4.21 18:30
吉田修一の最高傑作を李相日監督が映画化する『国宝』から、新たに5点の場面写真が解禁された。任侠出身の喜久雄と歌舞伎役者の息子・俊介が芸に人生を捧げる姿が映し出されている。
2025年6月6日(金)に全国公開を控え、先日第78回カンヌ国際映画祭「監督週間」部門への選出も決定した映画『国宝』。吉沢亮が主演を務め、横浜流星、渡辺謙らが豪華共演を果たす本作は、2017年から朝日新聞で連載され、2019年に第69回芸術選奨文部科学大臣賞と第14回中央公論文芸賞をダブル受賞した吉田修一の同名小説を原作としている。
今回解禁された場面写真では、抗争で父を亡くし歌舞伎役者・花井半二郎(渡辺謙)の家に引き取られた喜久雄(吉沢亮)と、半二郎の跡取り息子・俊介(横浜流星)の姿が捉えられている。正反対の血筋を持つ二人が互いに熱い思いをぶつけ合うヒリヒリとしたにらみ合いのシーン、半二郎の愛ある厳しい指導のもと全身で芸にぶつかる喜久雄の姿、人間国宝・小野川万菊(田中泯)の一挙手一投足を自分のものにしようと真剣な眼差しで稽古に挑む俊介の様子など、芸に人生を捧げる二人の姿が印象的だ。


さらに、未熟な喜久雄と俊介に厳しい稽古をつける険しい表情の半二郎と、喜久雄と俊介が奏でる可憐な「二人藤娘」の舞台シーンも公開されている。


『国宝』は『フラガール』『悪人』など数々の名作を世に送り出してきた李相日監督がメガホンを取り、脚本は『コーヒーが冷めないうちに』『おおかみこどもの雨と雪』などを手掛けた奥寺佐渡子が担当。撮影は『アデル、ブルーは熱い色』で第66回カンヌ国際映画祭パルム・ドールを獲得したソフィアン・エル・ファニが務める。キャストには吉沢亮、横浜流星、渡辺謙に加え、高畑充希、寺島しのぶ、田中泯、森七菜、見上愛、永瀬正敏、宮澤エマ、黒川想矢、越山敬達、三浦貴大、嶋田久作らが名を連ねる。
「誰も見たことのない「歌舞伎」という禁断の世界で、運命に翻弄されながら激動の時代を生き抜き、”国の宝”となるまでの壮大な物語」を描く本作は、原作者・吉田修一も「100年に一本の壮大な芸道映画」と太鼓判を押す作品。
映画『国宝』は2025年6月6日(金)より全国東宝系にて公開
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