川栄李奈「本番ギリギリまで笑ってる」「アドリブでいろんなことをやってくる」安田顕＆千葉雄大との撮影裏側を告白

日本テレビ系で4月20日よりスタートする新日曜ドラマ『ダメマネ！ ―ダメなタレント、マネジメントします―』の制作発表会見が行われ、主演の川栄李奈をはじめ、安田顕、千葉雄大、吉瀬美智子が登壇。ドラマの見どころから役作りについて、撮影現場の裏側についてトークが展開された。

本作は、元・天才子役の新人マネージャー、神田川美和（川栄李奈）が、部長・犀川真一郎（安田顕）の無茶ぶりに翻弄されながら、崖っぷちタレントたちのために芸能界を駆け回り、ダメタレントたちの再生を目指す物語。

第1話の見どころについて川栄は「皆さんの癖の強いキャラクターが紹介されていくので、皆さんのキャラクター作りに注目してほしい」と語り、ゲスト出演の竹中直人についても「面白いお芝居にもたくさん注目してもらいたい」とアピールした。

安田は自身が演じるドS部長・犀川真一郎について「腹の底では色々と思っている方」と分析。「特に神田川美和を演じる川栄さんに対してドSな部分を出すので、撮影中はすごいことを言ったり言われたりします。それ以外では嫌われないように努めています」とコメントし、会場を笑わせた。

芸能事務所・TOYOプロダクションの芸能4部を舞台にした本作での千葉の役どころは、川栄にマネージャー業を教える先輩・木村三太。千葉は木村の役どころについて、犀川のドSがまわりまわって木村の所にかえってくるので、「サンドバックみたいなポジションでやっている」と自虐的に表現しながらも「芸能4部の皆さんがどんどん愛（いと）おしく思えてくる」とドラマの見どころを語った。

吉瀬は、エリートが集まる芸能1部と2部を束ねる敏腕マネージャー・川島玲子を演じる。「本当に私自身も楽しくやらせていただいて、“こんなこと私に言わせたいんだ”というようなセリフをたくさん言わせていただいています」とセリフにも注目してほしいことを明かした。

さらに、安田は芸能4部のタレント役を務めるキャスト陣の演技力に感嘆し「この方たちはなぜ4部なんだろう？1部でいいじゃないかというくらいの素晴らしいお芝居をされます」と絶賛した。

役作りについて聞かれた川栄は「マネージャーさんが身近にいるので、参考になるかと思ったんですが、キャラクターがマネージャーさんにはあまりいないような強さなので（笑）」と前置きしつつも、「スケジュール管理の仕方や電話の仕方は、盗めるところは盗もうと思って演じています」と話した。

千葉も「台本に書かれていないところの演出として、電話の切り方をどうするかマネージャーさんに質問して“ありがとうございます。失礼します。”の言い方を参考にさせていただきました」と明かした。

撮影現場について川栄は、「千葉さんは本当にお芝居の時にアドリブでいろんなことをやってくる」と証言。安田については「結構寡黙な方かと思っていたけど、本番が始まるギリギリまでずっとしゃべっているんです。おもしろいことをしてくださるので、本番ギリギリまで笑っちゃう」と現場でのエピソードを披露した。

また、視聴者に対してのコメントで川栄は「大変な時に覚悟や決意をしたはずなのに、うまくいかないと“もうダメだ”と沈んでしまうことがあると思います。誰かの一言で人生が変わることができるっていうのを、コメディを交えて描いているので、元気に明るく楽しみに見てほしいです」と答えた。

続けて吉瀬は「日曜日の夜にめちゃめちゃ笑って、月曜日を何事もなかったようにすっきり仕事をしていただけたらと思います」と語った。

最後に安田は「老若男女の方々に軽い気持ちで見ていただけると思います。支える人もいるし、支えられる人もいる。輝く人がいれば、それを照らす人もいる。いろんな人たちが集まって社会を形作っている。それをひっくるめて笑っていけたらいいねと日曜の夜に感じて、月曜日に会社や学校に行っていただけたらいいなと思います」とアピールした。

『ダメマネ！ ―ダメなタレント、マネジメントします―』
4月20日より日本テレビ系で毎週日曜よる10時30分から放送

写真：（C）entax