夏の定番『スイカバー』シリーズの“素”が登場、1缶で4本分!“小学1年の自由研究”きっかけに開発
2025.4.18 12:15
自宅で手軽にアイスが作れるアイスキャンディ専用シロップ『スイカバーの素』『メロンバーの素』『ソーダバーの素』が、昨年実施されたテスト発売での好評を受けて4月10日(木)より発売。開発者の娘の“小学校の自由研究”が商品誕生のきっかけになったという。
『スイカバー』『メロンバー』は発売から30年以上の夏限定販売のロングセラーブランド。そんな“スイカバーシリーズ”を、本商品では1缶につき4本分作ることが可能(※既製品:スイカ&メロンバー1本70ml換算)。水を加えて凍らせるだけでよく、火を使わないことから子どもでも安心して作れるのがポイント。好きなアイスの形やトッピング、かき氷にすることもできる。

ソーダバーは当商品限定での新発売となり、スイカバーのキャラクター『すいかばマン』の友達、『ソーカバ』もパッケージに初登場。なお、販売されているアイスは種や皮があるように見立てられているが、本品の出来上がりは種なし・皮なしに。アイスの型、スティックは別途用意が必要となる。

◆開発きっかけは、娘の小学校の自由研究
ロッテ新領域開発部・米岡孝輔氏によると、開発のきっかけは当時小学1年生の娘が「夏休みの自由研究はアイス作りにする」と言ったこと。アイスキャンディの型を購入し、ジュースを使って色々なアイスを作ったそう。ただ、粉寒天の量を調整して手間をかけて作ったものの、出来上がったアイスの味はやや薄味だったという。そこから、もっと簡単に美味しい手作りアイスを作れたら子どもたちがもっと夏を楽しめる──と考え、アイスキャンディーの“素”というコンセプトに至ったそうだ。

2024年に行った『スイカバーの素』『メロンバーの素』のテスト販売では、「家でアイスを作る意外性」「1缶でアイス4本も作れるコスパの良さ」「本家スイカバーとそっくりな味の再現性」といった点が消費者から好評で、もともと4か月間という販売期間を想定していたなか約1か月で全量出荷に。テスト販売では珍しい追加生産を行なった。
今までになかった手作り用のスイカバーシロップの登場により、「幼稚園、保育園で手作りアイスを作ってみたい」「ドデカいスイカバーを作りたい」「親子で一緒にアイスを作りたい」などの声も多く、中には割りのドリンクにしてみたり、ゼリーにしてみたり、パンに使っている人も見られた。


その後、『スイカバー』『メロンバー』に続く味として、氷菓市場で最も人気があり定番の『ソーダバー』の開発を実施。実は、店頭で販売しているサイダーをそのまま凍らせても、炭酸の泡の影響でアイスが膨張してしまい綺麗なアイスバーは作れず、味も薄いソーダ味になってしまうが、『ソーダバーの素』は水で希釈し、凍らせるとベストな味わいになるよう試行錯誤を重ねた濃縮タイプのシロップになっている。

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