主演・綾野剛、映画『でっちあげ ~殺人教師と呼ばれた男』不穏な表情が印象的な本ポスター解禁

2025.4.16 18:45
映画『でっちあげ ~殺人教師と呼ばれた男』の画像

綾野剛主演、三池崇史監督による映画『でっちあげ ~殺人教師と呼ばれた男』の追加キャスト7名と本ポスターが解禁された。小澤征悦、髙嶋政宏、安藤玉恵、美村里江、峯村リエ、東野絢香、飯田基祐という実力派俳優陣が新たに名を連ねる。

「死に方教えてやろうか」と教え子を恫喝したとされる史上最悪の「殺人教師」の物語。第6回新潮ドキュメント賞を受賞した福田ますみのルポルタージュ『でっちあげ 福岡「殺人教師」事件の真相』(新潮文庫刊)を原作に、物語より奇妙で恐ろしい実在の事件を描いた問題作。

2003年、小学校教諭・薮下誠一(綾野剛)は保護者・氷室律子(柴咲コウ)から児童・氷室拓翔への体罰で告発された。週刊誌記者・鳴海三千彦(亀梨和也)による実名報道をきっかけに、薮下は「史上最悪の殺人教師」と呼ばれ停職処分となる。

児童側を擁護する550人の大弁護団が結成され民事裁判へと発展するが、法廷で薮下は「すべて事実無根の”でっちあげ”」と完全否認する—。

映画『でっちあげ ~殺人教師と呼ばれた男』の画像

物語の核心に迫る追加キャストには、拓翔の診断を担当した大学病院の精神科教授・前村義文役に小澤征悦、鳴海の上司で薮下の実名報道を許諾した「週刊春報」の編集長・堂前役に髙嶋政宏が決定。さらに拓翔のクラスメイト山添純也の母親役に安藤玉恵、拓翔の診断を担当した精神科医師役に美村里江、教育委員会の教育長役に峯村リエ、薮下を監視する同僚役に東野絢香、民事訴訟を担当する裁判長役に飯田基祐が名を連ねる。

同時に解禁された本ポスターは、登場人物それぞれの不穏な表情が印象的な仕上がり。どこか訴えかけるような眼差し、鋭い視線、感情を感じさせない表情など、極上の演技合戦を予感させる一枚となっている。

綾野剛は撮影を振り返り「毎シーン呼吸を忘れるほどの魂の揺らぎ」と語り、三池監督は「この恐怖は本物です」とコメント。

映画『でっちあげ ~殺人教師と呼ばれた男』6月27日(金)公開
配給:東映

©2007 福田ますみ/新潮社 ©2025「でっちあげ」製作委員会

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