⾼橋⼀⽣・飯豊まりえ　結婚後初めて公の場に2人で登場も、夫婦でまさかの“同じ懺悔”「本当にわがままばっかり言って…」【岸辺露伴は動かない懺悔室】

2025.4.15 19:30

⾼橋⼀⽣と飯豊まりえが5月23日（金）より公開される映画『岸辺露伴は動かない懺悔室』完成報告会⾒（4月15日開催）に登壇。本作は、シリーズ累計発⾏部数１億２千万部超を誇る荒⽊⾶呂彦の⼤⼈気コミック「ジョジョの奇妙な冒険」から⽣まれた傑作スピンオフ「岸辺露伴は動かない」の映画最新作。本会見には⾼橋、飯豊をはじめ、⽟城ティナ、⼤東駿介、井浦新、渡辺⼀貴監督も登場した。

⾼橋⼀⽣が演じるのは、相⼿を本にして⽣い⽴ちや秘密を読み、指⽰を書き込むこともできる特殊能⼒“ヘブンズ・ドアー”を備えた⼈気漫画家・岸辺露伴。本作は、漫画「岸辺露伴」シリーズの記念すべき最初の作品で、ファンの間で屈指の⼈気を誇る伝説的なエピソード「懺悔室」を、邦画初となる“全編ヴェネツィアロケ”にて撮影、史上最⼤スケールで完全映画化を実現した。

高橋は本作について、「ようやく完成いたしました。5年間の月日を経て、ようやく！『岸辺露伴』の一番最初の話である“懺悔室”を映像化。そして、僕らが観た感想は…もう本当に素晴らしい。ひと月の間、ヴェネツィアで撮影をさせていただいて、これほどまでに“ジョジョの世界観”、“岸辺露伴の世界観”に溶け込んでいる、ヴェネツィアの迷宮のような風景とキャストさん、スタッフさんが作り上げたこの作品の世界観みたいなものが、しっかりと融合して一つの大きな作品になっていること、喜ばしく思っております」とコメント。

また、会見では本作のタイトル『岸辺露伴は動かない懺悔室』にちなんで、「懺悔したいこと」を告白することに。高橋は「僕この5年通して、どれだけピアスを落としたかわからないですね」と明かすと、飯豊まりえは「ぁあ～」と共感しているようなリアクション。

高橋は「その度にスタイリストの“ハネイシ君”が探し回るんです…本当に5年間…ピアスをなくして…わがままばっかり言って……寒いとか、暑いとか……本当にそれは申し訳なかった…（これが）懺悔かなぁ…それだけにつきます」と、撮影中での出来事を懺悔。だんだん“小声”になる高橋の“本当の懺悔感”に会場からは笑いが。

本作の撮影地ヴェネツィアでもピアスを落としたと話す高橋は、「落としましたし、探しましたし、一時は水路に落ちたんじゃないかっていうところまでいったんですけど、“ハネイシ君”さすがだなと。拾ってくれて、“もうスペアも用意してます”“準備してますから！”って。こんなに心強い…でも本当にわがままばっかり言って…申し訳なかったなっていうことが一番最初に思い浮かびますね」。

すると高橋は、スタイリストの“ハネイシ君”がいる会場内の壁沿いを向き、「“ハネイシ君”ありがとうございます」と一礼し、和やかな笑いに包まれた。

飯豊は「あのぉ～…私もなんですけど…ピアス落としちゃって…（笑）」と恥ずかしそうに高橋と同じ懺悔を告白。隣に立っていた高橋は、飯豊に「落としたね（笑）」と笑いかける場面が。

飯豊は「（本作で）結婚式のシーンがあって、それが2日間で行われたんです。同じ場所で同じ衣装だったんです。ホッとして、楽しく大東（駿介）さんとお話ししながら、船に乗って、いつもスタンバイ場所に帰るんですけど、大東さんがその時クランクアップで、“本当にありがとうございました！すごく楽しかったです”ってこうやってずっと頷いてたら、イヤリングが落ちちゃってたんですよ！（笑）」とエピソードを披露。

その出来事を初めて聞いた大東は「…ごめん！なんかごめん！（笑）」と驚いた様子。飯豊は「違うんです！私の動作が多いんで（笑）その振動で。イヤリング自体は落ちてなくて、イヤリングの黒い丸い石みたいな部分が落ちてしまって…。次の日の朝に（撮影現場に）早めに行って、走って見てたんですけどなくなってしまいました」と振り返った。

すると、このエピソードには続きがあり、飯豊は「そしたら、衣装の“ハネイシさん”が…ふふっ」とまさかの高橋の懺悔に登場したスタイリストの“ハネイシ君”の名前が再び登場し、会場から笑いが起こった。飯豊は「たまたまなんですけど、そこでミラクルが起きて！メイクさんのバッグにちょうど同じ黒い丸いボタンがあったんです！それが本当にフィットしたんです！なのでそのボタンをペンチでちぎって装着して、何もなかったかのように撮影ができました！」と笑顔で告白。大東や⽟城ティナは「すごい！」とミラクルな出来事に驚き。

飯豊は「皆さん知らなかったと思うんですけど、裏ではそんなことがあって…本当に“ハネイシさん”ごめんなさい！（笑）チームワークのおかげで本当に助けていただきました！」と謝罪し、高橋も大笑いし、大きくうなずいた。

映画『岸辺露伴は動かない懺悔室』
2025年5月23日（金）ロードショー

【ストーリー】
漫画家・岸辺露伴はヴェネツィアの教会で、仮⾯を被った男の恐ろしい懺悔を聞く。それは誤って浮浪者を殺したことでかけられた「幸せの絶頂の時に“絶望”を味わう」呪いの告⽩だった。幸福から必死に逃れようと⽣きてきた男は、ある⽇無邪気に遊ぶ娘を⾒て「⼼からの幸せ」を感じてしまう。その瞬間、死んだ筈の浮浪者が現れ、ポップコーンを使った試練に挑まされる。

「ポップコーンを投げて３回続けて⼝でキャッチできたら俺の呪いは消える。しかし失敗したら最⼤の絶望を受け⼊れろ…」。奇妙な告⽩にのめりこむ露伴は、相⼿を本にして⼈の記憶や体験を読むことができる特殊能⼒を使ってしまう…。やがて⾃⾝にも「幸福になる呪い」が襲いかかっている事に気付く。

出演：⾼橋⼀⽣飯豊まりえ / ⽟城ティナ⼾次重幸⼤東駿介 / 井浦新
原作：荒⽊⾶呂彦「岸辺露伴は動かない懺悔室」（集英社ジャンプコミックス刊）
監督：渡辺⼀貴
脚本：⼩林靖⼦
配給：アスミック・エース

＜公式サイト＞