「新幹線で起きることを解決できるのは鉄道人だけ」原作ファン・樋口監督が【リブート】でこだわったこととは?草彅剛主演『新幹線大爆破』場面写真が公開

2025.4.15 16:00
『新幹線大爆破』の場面写真

走行中の新幹線に仕掛けられた爆弾、時速100km以下になると爆発する――。Netflix映画『新幹線大爆破』の場面写真とメイキング写真、そして相関図が解禁された。JR東日本の特別協力のもと、樋口真嗣監督と草彅剛のタッグで贈る、ノンストップサスペンス映画が2025年4月23日より世界独占配信される。

まず注目したいのは、個性豊かなキャスト陣。主人公となる車掌・高市を演じるのは草彅剛。樋口監督とは『日本沈没』以来のタッグ。監督は「ぜひまた一緒に新作をとの思いがメラメラと芽生え」と再タッグの理由を語っている。

共に新幹線に乗り合わせた乗務員や乗客も個性的なキャラクターを演じる豪華俳優陣が揃う。「高市に厳しく指導されながらも愛される後輩キャラ」である車掌・藤井を細田佳央太が演じる。また運転士・松本役にのん。樋口監督は、のんの監督としての現場を見た際に「強く厳しく凛々しい一面」を見せる姿に役どころを重ね、オファーに至ったという。

爆弾の恐怖におびえる乗客たちも個性派揃い。起業家YouTuber・等々力には、「トリックスターでありながらもどこかつかみどころのない」様子を上手く出せるのではと要潤を起用。衆議院議員・加賀美を演じる尾野真千子には、「いい意味でのびのびと暴れてほしい」とお願いしたのだという。さらに、指令所のリーダー・笠置役には斎藤工が抜てき。「優秀で若くして重責を担う立場に置かれた笠置の、責任感と同時に若さゆえの危うさを兼ね備えた」難しい役どころを演じる。

本作のリアリティを最大限に高めているのが、JR東日本の特別協力だ。1975年の原作では成し得なかった協力が実現し、実際の駅舎での撮影や、運行中のはやぶさを貸し切っての撮影など、異例ずくしのロケーションが可能に。予告映像をみた鉄道ファンの間ではすでに大きな話題を呼んでいる。

また、本作は、1975年に劇場公開された『新幹線大爆破』をリブートという形で現代によみがえらせた作品。原作の大ファンだという樋口監督が注目したのは「警察は犯人を捕らえられるが、新幹線で起きること自体を解決できるのは鉄道人だけ」だということ。さらに「事件解決に向けての方策、アイディアが次々に繰り出されるような展開」を盛り込み、よりノンストップ感を増した作品に仕上げている。

♦ストーリー

はやぶさ60号は今日も、新青森から東京へ向けて定刻どおり出発した。高市(草彅剛)はいつもと変わらぬ“想い”で車掌としてお客さまを迎える。
そんな中、一本の緊迫した電話が入る。その内容は、はやぶさ60号に爆弾を仕掛けたというもの。新幹線の時速が100kmを下回れば、即座に爆発する… …。高市は、極限の状況の中、乗客を守り、爆破を回避すべく奔走(ほんそう)することになる。犯人が爆弾の解除料として要求して来たのは、1,000億円!
爆発だけでなく、さまざまな窮地と混乱に直面することになる乗務員と乗客たち。鉄道人たち、政府と警察、さらに国民も巻き込み、ギリギリの攻防戦が繰り広げられていく。極限の状況下でぶつかり合う思惑(おもわく)と正義、職業人としての矜持(きょうじ)と人間としての本能。はやぶさ60号は、そして日本は、この危機を乗り越えることができるのか!?

Netflix作品『新幹線大爆破』
2025年4月23日より世界独占配信

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