なにわ男子・長尾謙杜、映画の感想に驚き「涙腺鉄壁って初めて聞きました(笑)」
2025.4.15 13:30
映画『おいしくて泣くとき』の公開を記念した大ヒット御礼舞台挨拶が4月14日、新宿ピカデリーで開催された。主演の長尾謙杜(なにわ男子)、ヒロインの當真あみ、横尾初喜監督が登壇し、満席の観客を前に感謝の気持ちを伝えた。
客席からはペンライトを振る姿も見られ、ライブのような雰囲気の中、公開から10日間を経て寄せられた反響や、『今だから言える秘密』について語り合った。
長尾は公開後の反響について「ハッシュタグで皆さん書いてくださってるのも見させていただいてますし、友達からも“見たよ”って送ってくれたりして、うれしいです」と笑顔でコメント。友人からは「芝居うまいんやなぁ」という感想をもらったと語ると会場からは笑いの声が上がった。
當真も「沖縄に住んでる友達から連絡が来て、公開初日のライブビューイングを見に行ってくれていて、すごく長文の感想と昔の写真を送ってきてくれました。“こういう風に活躍してるのすごいな”って言ってくれてうれしかったです」と語った。

横尾監督は「若い方だけでなく、この物語は恋愛映画であり家族の物語なので、(40代~50代の)僕らの層の方も泣いたという報告をいただいています。特に男性の方からも報告があってうれしいです」と幅広い世代に届いていることを喜んだ。
登壇者のバックパネルには観客からの感想コメントが掲示されており、長尾は「涙腺鉄壁の私が終わって立てないほど涙を流した映画」という言葉を取り上げ「涙腺鉄壁って初めて聞きました(笑)次の上映もあるんで立ってね、出てもらわないと困りますけども、それぐらい喜んでいただけてうれしいですね」と会場を笑わせた。

さらに長尾は「心も体も奇麗に洗い流してくれるようなとても美しい作品」という感想に触れ、「心の洗濯機みたいな感じでね」とコメント。MCが「映画のキャッチコピーみたいですね」と投げかけると、「あんまりかっこよくなくないですか?(笑)ちょっと昭和を感じますよね」と会場を和ませた。
イベントでは『今だから言える秘密』を明かすトークが行われた。横尾監督は「原作の森沢先生がかざま食堂で、劇中に登場するカフェレストラン・ミナミをロケ地として使わせてくださったオーナーの方も出演されています。ぜひ探してみてください!」と明かした。

當真は撮影秘話として「夕花と心也が駅で離れ離れになるシーンの撮影は、感情を作るのがすごく時間がかかってしまいました。朝から始まって一度お昼ご飯を挟んで、リフレッシュしてからやっと撮ることができました。長尾さんが名前を叫ぶシーンだったんですけど、何度も付き合ってくれてありがとうございました」と苦労したシーンについて明かした。
最後に長尾が「実はこの作品を1人で劇場に見に行ったんです」と告白。「前方と4つ隣の席ぐらいに多分僕のファンの方が座られていて、その方が泣いてくださっていたんですけど、“俺いるよ”って思いながら見ていました(笑)」と明かし、「フードをかぶっていたのでバレませんでした(笑)」とコメントした。

映画『おいしくて泣くとき』全国公開中
配給:松竹