Ado “小学生の頃の夢を諦め”歌い手として人生を歩むことを決めたきっかけを告白
2025.4.14 11:20
Ado(22)が4月13日放送の『おしゃれクリップ』に出演。街ゆく同世代からの質問をきっかけに、歌い手を目指すようになった経緯や今後の展望を明かした。
番組ではメジャーデビューから5年が経過した現在のAdoの素顔について特集。そのなかで、同世代がどのようなことを考えているのか興味があるというAdoのため、番組が街頭インタビューでAdoへの質問やお悩みを集めた。
そこで、自身の将来を歌だけに絞り、その一本で生きていくことに対する不安はなかったのかたずねられたAdoは、自身の過去を振り返る。
「できないことだらけだし、でも自分は“歌”っていうものがやっぱりやりたいし」と心の中に葛藤を抱きつつ、「18歳までにデビューすればいいや、デビューしよう!って感じで考えてました」と、人前で歌いたいという思いがありつつも、“歌い手”という姿を見せなくても歌うことができるという選択肢に出会うまではその勇気がなかったことを明かした。
MCの山崎育三郎に「Adoさん、どうやってそのやりたいこと、歌もそうですけど、どうやって見つけていったんですか?」とたずねられたAdo。実は、小学生の頃はイラストレーターや漫画家になりたかったそうだが、自身の絵を周囲にからかわれてしまったことで「もう絵で食べていきたいみたいな気持ちは、だんだんやめようというか、すごい心がすり減っちゃった」と、夢を諦めたのだという。
それでも新しい自分になりたいという思いを抱えていたAdoは、「歌い手というものに出会って、なんかビビッと来たんです」と語り、「今まで歌を歌うってなったら、人前に立って自分の姿を全て見せて生身の人間として歌うっていうことが一般的だと思っていたんですけど、この歌い手っていうスタイルは、自分のキャラクター像をデザインして、自分の本名名義とかではない新しい名前を使って、年齢も性別も何も明かす必要なく新しい存在としてここで歌うことができるんだ」と感じたことで、「これだったら新しい私になれるかもしれない」と今の生き方にたどり着いたのだという。
最後に、「やりたいことに、私は運良く出会えたという方が正しいかもしれない」「出会いが人をつくるっていう気がしてるので、いろんなものにまずは触れてみて、その中でこれ好きだな、ちょっと興味があるなってことから、まず出会うっていうことから始めても全然良いかな」と質問者にアドバイスを送った。