永久メイが日本初主演!東京バレエ団『眠れる森の美女』、豪華キャストで再演

2025.4.11 13:30
永久メイらの写真

2025年4月、東京バレエ団がクラシックバレエの最高峰『眠れる森の美女』を東京文化会館で上演する。2023年の創立60周年記念シリーズで初演され、絶賛を浴びたニュープロダクションが、バレエファンにとって春の恒例イベントとなった「上野の森バレエホリデイ」で、再び観客をファンタジーの世界へ誘う。

古典美と幻想が織りなす至高のバレエ
本作は、ピョートル・チャイコフスキーの音楽と、マリウス・プティパの振付による、クラシックバレエの中でも屈指の名作。東京バレエ団の新演出では、古典主義の端正な美しさを損なうことなく、壮大な舞台美術と衣装で圧倒的な豪華絢爛な世界観を構築した。
演出・振付を手掛けるのは東京バレエ団の団長・斎藤友佳理。新たなアプローチを加えながらも、時空を超えた普遍的な魅力を存分に引き出している。

photo: Shoko Matsuhashi

マリインスキー・バレエの永久メイ 日本で初の全幕主演!
今回の公演で最も話題を集めているのが、マリインスキー・バレエの永久メイがオーロラ姫役で日本の舞台に立つことだ。世界屈指のバレエ団で活躍し、本作を本場で踊った経験を持つ彼女が、日本で初めて全幕主演を果たす。また、デジレ王子役には宮川新大、大塚卓、柄本弾、秋元康臣(ゲスト)が日替わりで出演。柄本弾は、ドラマチックな演技力とキレのあるテクニックで、昨年度の「芸術選奨 文部科学大臣賞」を受賞。さらに、「ロミオとジュリエット」のロミオなどで注目された大塚卓は、初めてデジレ王子役を踊る。東京バレエ団のプリンシパルである秋山瑛、沖香菜子やファーストソリストの金子仁美がオーロラ姫を務める日もあり、多彩なキャストでの上演が楽しめる。

photo: Shoko Matsuhashi

東京バレエ団が築くクラシックバレエの未来
東京バレエ団は、60年を超える歴史を持ち、パリ・オペラ座、ボリショイ劇場など世界的な名門劇場での公演を成功させてきた日本を代表するバレエ団だ。東京文化会館での「上野の森バレエホリデイ」など地域に根ざした活動にも積極的で、幅広い観客に親しまれるバレエ作品の上演、普及活動を行っている。本作では、バレエの伝統を継承しながら新たな表現に挑戦する。その姿勢が、本公演をより一層特別なものにしている。

photo: Shoko Matsuhashi

この春、上野の森で時を超える愛の物語を
東京文化会館での公演は、4月24日から29日までの全7回。ゴールデンウィークに家族でも楽しめる華やかな舞台が待っている。「眠れる森の美女」の持つ魔法のような美しさと、東京バレエ団の精緻な演技。劇場でしか味わえない感動を、ぜひ体感してほしい。

公演スケジュール
• 4月24日(木)18:30 オーロラ姫:永久メイ(ゲスト) デジレ王子:宮川新大
• 4月25日(金)18:30 オーロラ姫:秋山瑛 デジレ王子:大塚卓
• 4月26日(土)12:30 オーロラ姫:沖香菜子 デジレ王子:秋元康臣(ゲスト)
• 4月26日(土)18:30 オーロラ姫:金子仁美 デジレ王子:柄本弾
• 4月27日(日)14:00 オーロラ姫:秋山瑛 デジレ王子:大塚卓
• 4月28日(月)14:00 オーロラ姫:永久メイ(ゲスト) デジレ王子:宮川新大
• 4月29日(火・祝)13:00 オーロラ姫:沖香菜子 デジレ王子:秋元康臣(ゲスト)

【上野の森バレエホリデイ】
開催期間:2015年4月24日(木)~29日(火・祝)
会場:東京文化会館 全館
公式サイト:上野の森バレエホリデイ

photo: Shoko Matsuhashi

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