車椅子に乗った外国人母娘の思わぬ不正薬物密輸…木村昴の「先入観は捨てて」という言葉を受け、田中美久が発揮した推理力とは
2025.4.11 09:45
声優の木村昴とタレントの高田夏帆、田中美久が4月10日放送『THE突破ファイル』の再現VTRに出演。国際空港の税関職員として、不正薬物を隠し持った外国人親子の手口を暴いた。
卓越した知識と、物品に蛸(たこ)の触手のように這わせる指先のわずかな感覚から、その素材や情報を読み取ることで、“オクトパス”の異名を持つ木村監視官と、その部下である高田・田中係員の3人。この日3人の前に現れたのは、日本が大好きだという、車椅子に乗った母親とその娘の外国人親子。
日本語があまりわからないという母親に代わって、木村らの問いかけに答えた娘は、来日の目的を温泉旅行だと説明。親子の持ち物を検査した3人は、お茶を立てるのが上手だという母親の茶道具などを調べるも、中に何かが仕込まれたような形跡は見当たらず。
新人職員の田中は母親に対し「本当に日本がお好きなんですね〜」と笑顔で語りかけ、母親も柔和なリアクションを取った。
ところが木村は、そんな田中に対し「拭き取りいきましょうか」と、持ち物の表面を拭き取り目に見えない微量の不正薬物を検知できるTDSと呼ばれる検査の実施を指示。その言葉に驚く田中に、木村は「先入観は捨てて、フラットな思考で…」と語りかけた。
すると検査の結果、持ち物から不正薬物の反応があり、持ち物の確認が続けられることに。しかし徐々に苛立つ娘と、落ち着いた様相を保ちながらも緊張を隠せない母親は、車椅子を含めたボディーチェックにも応じたものの、なかなか終わらない検査にしびれを切らし、出口に向かって歩き始める。
ここで、これまでの検査のやり取りを思い返した田中は、親子を呼び止めると「残念ですが、温泉には行かせられません!」と不正薬物の隠し場所を暴くのだった。
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