三宅健、フレディ・マーキュリー役で話題になったラミ・マレックと念願の対面!“高難易度”の贈り物も大成功「日本の文化が反映されているね」
2025.4.10 15:30◆三宅の見事な“プロモーション”に、ラミ「完璧だよ!」
来日キャスト陣を歓迎すべく、スペシャルゲストの三宅健が春の日本を象徴する桜をあしらった花束を持って会場に駆け付けた。ラミとは同世代の三宅は、「実はラミさんがフレディ・マーキュリーを演じた『ボヘミアン・ラプソディ』を観てとても感動して、映画館に2回見に行ったんです。そのラミさんとこうして直接お会いできてとてもうれしいです」と、ラミとの初対面に喜びをかみしめた。

また、“スパイ映画史上もっとも地味な主人公”チャーリーが予測不可能な復讐劇を繰り広げる本作について「この映画は、主人公が頭脳を武器に敵に挑む姿がスパイ映画としてとても新鮮で斬新だなと思いました。僕は以前ある女優さんに『知識は目に宿る』と教えてもらったことがあるのですが、チャーリーの目にはまさにそれを感じました。ヨーロッパの各都市で繰り広げられる大迫力の展開にハラハラドキドキさせられっぱなしでした!」と熱く語ると、ラミは「完璧だよ!このプロモーションツアーの最初からずっといてくれればよかったのに!」と答え、会場は温かい笑いに包まれた。

また、俳優としても活躍の幅を広げる三宅から、世界的な演技派俳優として名を馳せるラミへ「たとえば演じる役が自分の中にはない感情や考えを持っていた場合、どのようにその感情を作って表現していますか?」と質問が投げかけられると、ラミは「人は誰しも深い感情や人間性を豊富に持っているものだと思っていて、そこにどうアクセスするかにかかっているのだと思います。個人的には私生活の要素を役作りの手がかりにはしないようにしているのですが、それなりに僕たちも人生経験があるので、経験してきたことが自分の選択や演技に影響を与えることもあります。自分の中にもチャーリーと同じような脆さがあって、それを監督がうまく引き出してくれていると思います」と丁寧に言葉を紡ぎながら回答した。

さらに、作中でも趣味のパズルに熱中するチャーリーにちなみ、三宅からラミへ日本の伝統的なパズルである寄木細工の秘密箱がプレゼントされた。73回動かしてようやく開くという高難易度の寄木細工を手にしたラミは日本語で「ありがとうございます!!」と大喜び。「とても貴重なものをありがとう。まだ時間に余裕あるのかな?早速トライしてみたいんだけど…」とうれしそうに寄木細工を眺めるラミは、「本当に美しくて、エレガントさと職人技を感じます。とても洗練されていて、日本の文化が反映されているね」と感想を語りながら監督やレイチェルにも見せたりと大喜びの様子で、会場はにこやかな雰囲気に包まれた。
最後に、本作の公開を楽しみに待つ日本のファンに向けて、ラミが日本語で「日本の皆さん愛してる!!」と熱いメッセージを贈り、イベントは大盛況のうちに幕を閉じた。
映画『アマチュア』4月11日(金)全国ロードショー
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン