大貫勇輔 大盛り上がりの同級生トークに…「ここで孤独を感じるとは思わなかった(笑)」撮影裏話も盛りだくさん ドラマ『子宮恋愛』
2025.4.10 13:00
4月10日(木)より読売テレビ・ドラマDiVE枠にて放送スタートのドラマ『子宮恋愛』。このたび、都内で制作発表が行われ、主演を務める松井愛莉、メインキャストの大貫勇輔、沢村玲(ONE N’ ONLY)、吉本実憂が登壇し、作品の見どころや撮影秘話、学生時代の思い出、ハマっていることについて語った。
本作は、2021年より配信が開始された、2人の男性の間で揺れる主人公の繊細な感情描写がSNSで大反響を呼んだ、佐々江典子原作が実写ドラマ化。結婚して6年が経つにも関わらず、夫にすら本音が言えない日々に悩む主人公・苫田まきが“子宮が恋をした”男性に出会ってしまう、ホルモンバランスも理想の夫婦像も崩れた女性の“切ない大人のラブストーリー”。
自身初となる大人のラブストーリーに挑戦した主演の松井は、オファーを受けたときの感想について、「正直すごく悩みましたが、台本を読んでみるともちろん少なからずドロドロしている部分もあるんですが、それよりも、メインキャラクター4人の感情やしがらみがすごく繊細に描かれている人間ドラマだなという印象を持ちました」と語り、実際に演じた感想として、「まきは自分の言いたいことが人に伝えられない、そして人の顔色を伺って生きている女性なので、人のちょっとした変化、声のトーンとか表情にすごく気がつく人間だなぁと思ったので、そういった変化を聞き逃さないように、まきを演じるときは気をつけていました」とコメント。

そして、松井の相手役を演じた大貫は、「僕は普段、突然踊ったり歌ったりする変わった役をする事が多いんですが、今回は普通のサラリーマンで、本当に人たらしと言うか女たらしの役で、ある意味“普通の”お芝居を1話から12話まで通してやってみて、本当に純粋にお芝居って楽しいなと思いましたし、山手旭としては、頭から最後まで、まきに、そして愛莉ちゃんに恋をできた撮影期間で、充実した撮影期間を過ごせました」と明かした。

松井演じるまきの夫を演じた沢村は、「台本を読ませていただいたときは、自分にこの役ができるのかなというくらい、心情が複雑なキャラクターだったのですが、実際に現場に入ってみて、撮影から得られるものがたくさんありました。そこで恭一というキャラクターがだんだん完成していって、充実した日々になりました。恭一は表情ではっきりわかるタイプではなく、何を考えているかわからないというのも僕の中で大事にしていた部分で、一貫性を持って撮影に臨みました」と撮影の感想を語った。

松井演じるまきの憧れの先輩・寄島を演じた吉本は、「原作と脚本を読ませていただいて、寄島という役は、大人っぽくて色っぽい部分があって、私にはない部分なのでそこは不安でした。でも、それ以外に内面の部分で、自立している部分と未熟さを両極端に持ち、それがすごく交わってる性格だったので、そこに魅力を感じて挑戦してみたいなと思いました。私は役を演じるとき、この役を誰よりも愛そうって決めてるんですけど、寄島は本当に初めて愛せないかもしれない、と思ってたんです。でも、演じさせていただく中で、すごく孤独と向き合って、戦っている女性なんだなと言う部分から最後は愛せるようになりました」と役作りの苦労と寄島の印象について語った。

続いて、現場で印象に残っていることについて松井が、「これは多分、大貫さんと私は一緒だと思うんですけど…」と言うと大貫も「ね!そうだね!」と反応。「八景島ですね!八景島に1日撮影で行ったんですよ。その時に結構空き時間があって、その間にクレープを皆で食べたりして!あと、劇中でチンアナゴ可愛かったね~というようなセリフがあったのですが、大貫さんが休憩中にトイレから戻ってきたと思ったら、チンアナゴのキーホルダーを買ってきてくださって!しかも2種類ですよ!どっちがいい?って選ばせてくれたんです。“もう山手さんじゃん!”と思って!うれしかったです」と言う松井の撮影の裏話に大貫は「いまだに僕カバンに付けていますよ」と今も大事にしていることを告白。松井は「あぁ~うれしい!」と思いをあらわにした。「ドラマの放送が終わるまでは付けておこうと思って」と話す大貫に松井は、「お守りですね」とコメントした。実際に八景島のシーンが放送されるときは、本当のデートみたい!と思いながら楽しめそうですね、と振られると大貫は「デートだったよね!撮影という名の」と撮影を思い出し、笑顔を浮かべた。

沢村は、「僕は撮影でいろいろな場所に行ったわけではないのですが、印象的だったのは、大貫さんとの病院のシーンで…シーンの内容はあんまり言えないんですけど…(笑)。服を引っ張る場面で、引き寄せる時に監督から“キレ”が欲しいとリクエストされたんですけど、大貫さんは長年ダンスをされていて、僕もダンス&ボーカルグループに所属しているので、僕ら2人の“キレ”の共通認識がアーティストの方になっていて(笑)。ステップインこう入って…って2人で段取り決めて、実際にお芝居中にスッと入ったら“ダンス過ぎる!”って言われてしまって(笑)」と楽しげに話した。MCからのここで再現してくださいという無茶振りには、大貫が「シャツが破れちゃう!」と、現場では衣装が破れるほどの“キレ”を披露したことを明かした。
吉本は、「私は愛ちゃん(松井)と話している時間がすごく幸せでした。撮影以外の話になっちゃうんですけど、お昼ごはんを一緒に食べたり、休憩時間もお菓子食べながらだったり、結構ずっと話していた印象があって、勝手に双子みたいな、出会ったときから姉妹みたいな感覚になっていました。勝手にね!勝手にね!」と強調する吉本に、松井は「うれしい~!私も思ってるよ!」と相思相愛な様子だった。
続いて 4 名のうち松井、沢村、吉本が同級生であることから「学生時代にハマっていたこと」を聞かれると大貫は、「僕だけ違うんですよ…。撮影中は知らなくて先ほど知ってびっくりしました。撮影中に知っていたらしょげていました」と明るく話した。吉本が「ゲームにハマっていた」と明かし、松井は「女子の間では携帯小説が流行っていたよね」と吉本と盛り上がった。また、沢村は「小学生の頃は、ムシキングにハマっていた」と明かすと、松井と吉本は「女子はラブandベリーだよね」と再び盛り上がると、松井が「大貫さんごめんなさい(笑)」と気にかけ、大貫は「ほんとにわからない…ここで孤独を感じるとは思わなかった(笑)」と笑いを誘った。

最後に、主演の松井は「このドラマの一番の見どころは、それぞれ異なる価値観や感情を持つ4人が、しがらみや悩みの中で揺れ動く人間ドラマだと思います。どんな選択をし、どう成長していくのか、ぜひ見守っていただけるとうれしいです」と視聴者にメッセージを送った。

ドラマ『子宮恋愛』
4月10日(木)読売テレビにて深夜0時59分より放送スタート
<公式HP>