Travis Japan・松田元太　「想像できなかったですね」 10年前の自分に伝えたいこととは？ 

Travis Japanの松田元太がCMキャラクターを務めるh&sの新CMが解禁された。CMは4月15日（火）から全国でオンエアされる。

h&sのCMキャラクター・松田元太（Travis Japan）が出演する新WEBCM「Dr.SHAMPOO 頭皮のサビ」篇（37秒・15秒）を4月9日（水）から公開、新TVCM「DJ★SHAMPOO あたまのニオイ」篇（15秒）が4月15日（火）からオンエアされる。
ラジオ番組の中でリスナーから寄せられた頭皮悩みに答えるh&sのTVCMシリーズの最新作。さらに、WEBCMでは、DJシャンプーの弟という設定の、松田が扮（ふん）する新キャラクター「Dr.シャンプー」が登場。
老若男女に愛される明るくコミカルな人柄の DJ シャンプーと、オトナ女性から絶大な支持を集める知的でクールな Dr.シャンプーという、職業も性格も異なる役柄を巧みに演じ分けて、髪悩みを抱える人々に的確なメッセージを届ける松田に注目となっている。

◆撮影エピソード

今回のCMで初登場するDr.シャンプーの撮影に当たり、自ら演じるキャラクターの性格や考え方、口調などについて、設定資料を読み込んだ松田。現場で監督から「松田さんご自身の中で、これは知的だな、クールだなと思う表情、しぐさを全体的に意識して演じてください」というアドバイスを受けて、まずは「めざせ頭髪印象マイナス10歳」と美しいスカルプラインをアピールするシーンに臨んだ。本CMの見せ場となる決めポーズのカットだけに、目線の動かし方や口角の上げ下げ、口の開き具合、首の角度、あごの向きなど、細部にわたる微調整が入りましたが、すっかり知的でクールな研究者になりきっていた松田にとっては、お安い御用といった様子。
うっとりするような流し目や投げキッス、さらには、松田がカットの直後に「実は苦手で…」と明かした“両目ウインク”の愛嬌（あいきょう）ショットまで、ノリノリで披露する姿も。

松田はワンテイクごとにプレイバックを確認し、OKが出ると、その前後のシーンをつないだ仮編集の映像も熱心にチェック。客観的な視点から全体を見て、「なるほど」とうなずきながら、監督にいろいろと次の演技プランを相談して、Dr.シャンプーのキャラクターを丁寧に作り込んだ。モニターの前に立って、指し棒を使いながら説明するシーンで、スムーズな言い回しにやや苦労し、「もう一回お願いします」と自らリクエストする場面も。それでも「“サビ”という言葉をもっと強調してみます」などと、自分で意識している修正点をその場で伝え、次のテイクできっちりリカバリー。また、CMの“顔”でもある扉カットは、「深ヘッドスパ」を想起させる振り付けや、Dr.シャンプーのクールなキャラクターを想起させる振り付けなど、数パターンを収録。どれも甲乙つけがたい魅力的な振り付けばかりで、「ずっと見ていたい」「かっこいい」という声が現場のあちこちから聞こえてきた。

DJシャンプーとして、小学生の男の子から届いたお悩みハガキを読むシーンでは、普段通り読むパターンに加えて、監督のリクエストにより、やや舌足らずの子供っぽい話し方も試すことになった松田。さすがに声色を変えた状態のまま、「ちょっと大げさに」「心配しているニュアンスも少し入れてください」「もっと高い声でお願いします」といった細かい指示に、即興で応えるのはハードルが高い…かと思いきや、松田は祖母と父親のあたまのニオイを心配する少年の気持ちにしっかりと寄り添いつつ、監督が思い描く、またはそれ以上に絶妙の言い回しを連発。現場を大いに沸かせた。

DJシャンプーが「あたまのニオイをやっつける～♪」と歌いながら踊るシーンの振り付けは、今回も人気振付師のタイガ氏が担当。前回はオンラインでのやり取りだったが、ようやく対面での指導がかない、本番前のテストから「よっしゃー！」とやる気満々の松田。音楽に合わせて一連の動きを確認し、松田からもアイデアを出しながら、よりインパクトのあるパフォーマンスを追求。完成した振り付けを見た監督は、「めちゃくちゃポジティブで素敵です！これでいきましょう！」と満足げな様子。さらに集中力を高めて臨んだ本番でも、圧巻のパフォーマンスを披露し、瞬く間にOKテイクを獲得した。