Creepy Nuts・R指定「間違いなく世界で一番盛り上がりました」Awich・YZERR・HANA出演 横浜で初開催フェス『CENTRAL MUSIC & ENTERTAINMENT FESTIVAL 2025』4/6ライブレポート

2025.4.8 14:45

KT Zepp Yokohamaでは「NEW GENE FEST」が開催。秋山黄色や離婚伝説など、新世代アーティストが集結し、Zepp Yokohamaのフロアを盛り上げた。

1 組目に登場したのはCLAN QUEEN。「CENTRAL、よろしく!」というあいさつとともにハードかつダークなロックサウンドが鳴らされると、観客は拳を突き上げたりジャンプをしたりして盛り上がった。CLAN QUEENのステージは、MCを挟む事なく、次々と楽曲を届けるストイックなスタイル。抑揚の激しいメロディを華麗に乗りこなしながら歌声に感情を込めるボーカルや、様々なジャンルを飲み込んだハイブリッドなサウンドが、オーディエンスに刺激をもたらした。

CLAN QUEEN
CLAN QUEEN

続く Conton Candy は、イベント名にちなんで「今日はみんなの心のセンター、ド真ん中しか狙ってないです!」と意気込みを語った。そんな熱い気持ちとともに3人が披露したのは、代表曲「ファジーネーブル」や、ライブハウスの歌と紹介された楽曲「好きなものは手のひらの中」など計 6 曲。みずみずしく情熱的なバンドサウンドは、ここから始まる『CENTRAL』の歴史に、そしてオーディエンスの心に確かに刻まれた。

Conton Candy
Conton Candy

3 組目の Cody・Lee(李)は、高橋響の体調不良のため急きょ、特別編成で出演。インスト形式と思いきや、ボーカルパートを他のメンバーが代わりに歌うという熱い展開だ。メンバーは歌いながら、観客はレアなライブを目に焼き付けながら、高橋の書いた楽曲の素晴らしさを改めて嚙みしめていたことだろう。ラストには力毅がメンバー紹介後に「ボーカル高橋響。そして、We are Cody・Lee(李)!」とシャウト。フロアに歓声が広がった。

Cody・Lee(李)
Cody・Lee(李)

離婚伝説は、品があり涼やかなボーカル、表情豊かで雄弁なギター、心地よいグルーヴでオーディエンスを魅了した。曲間を繋ぐバンドセッションなど、ライブならではのアレンジも聴き応え抜群。観客は自由に身を揺らし、メンバーによるファインプレーの数々に、興奮しながら歓声を上げた。歌詞のリフレインが特徴的な「愛が一層メロウ」では、松田歩がフロアからのシンガロングに「みんな最高だった、ありがとう」と反応する一幕も。4月9日(水)に配信リリースする新曲「紫陽花」もサプライズで初披露された。

離婚伝説
離婚伝説

トリの秋山黄色は、イベントを最初から最後まで楽しんだオーディエンスを気遣いつつ、「ごめんなさいですけど、ガチガチでやっちゃいますから。みなさん最後まで激アツでお願いします!」と告げる。その宣言の通り、ギターは歪みまくりで歌は全身全霊、バンドのアンサンブルは超タイトという攻めのステージで観客を熱狂させた。秋山は「フェスの良し悪しはトリで全部決まるんだぜ!」とも言っていた。だとすれば『NEW GENE FEST』2日目は大成功だったと、止まない歓声が物語っていた。

秋山黄色
秋山黄色

『CENTRAL』最終日もフェスの熱気が街全体に溶け込み、音楽とエンターテインメントを感じる一日に。臨港パーク内の入場無料エリア「「CENTRAL FIELD」には、家族連れや若者を中心に多くの人々が訪れ、にぎわいを見せた。

特設ステージで行われた「四月は君の嘘」のトークステージでは、イシグロキョウヘイ監督、宮園かをり役の種田梨沙が登壇し、音楽とストーリーが織りなす舞台裏を語った。

また、桜木町駅前広場では、横浜市消防音楽隊が『CENTRAL』出演アーティストの楽曲を披露。道行く人々も足を止め、街なかに自然と笑顔と拍手があふれるひとときとなった。

ライブ終演後には『横浜ナイトフラワーズ 2025』と連携した花火が打ち上げられ、『CENTRAL MUSIC & ENTERTAINMENT FESTIVAL 2025』は華やかなフィナーレを迎えた。

CENTRAL STAGE@Kアリーナ横浜

KT Zepp Yokohama [NEW GENE FEST]

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