とにかく明るい安村　海外進出に成功も、ロンドンのライブでまさかの展開が…「これがお笑いの恐ろしいところ」今田耕司も同情

笑いがほとんど起こらない静かなステージでの地獄のような時間が終わり、「……日本からはるばる来てくれたTONIKAKUでした～！」と、若干気まずそうな司会者の声を聞きながら安村は逃げるように舞台裏に引き上げた。

「ちょっと信じられないくらいすべりました…」「怖かった…」、バックヤードにつくと、壁にもたれかかる。日中、観光をしていた時の幸せな空気はどこへやら、「死にそうになりました…」と、憔悴（しょうすい）しきった表情を浮かべた。「ちょっと、なんかこう、身が引き締まった感じがしますね、改めて自分の実力を知ったというか、ちょっと浮かれてましたね」と話すと、「謙虚に生きていきます。おつかれさまっした」と、この日は悲しく背中を向け宿に戻っていった。

このVTRを安村とともに見ていた番組司会の今田耕司は、「これがお笑いの恐ろしいところなのよ」と同情。「8分あそこに立ってられるって、体感何時間くらいやった？」と続けて聞くと、「体感4時間ぐらい…」と答えた安村。今田は「どの芸人が見ても（あの光景は）ゾッとするやろうなあ」と話し、最後にロンドンについて聞いてみると、安村は、「とにかくトラウマな街」といい、笑いが起こる。しかしあのステージから時間が経って少し回復しているのか、「最高の経験させていただきました！謙虚に頑張ります」と、忘れることはできないながらも、前向きに意気込んだ。

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写真提供：（C）日テレ