とにかく明るい安村 海外進出に成功も、ロンドンのライブでまさかの展開が…「これがお笑いの恐ろしいところ」今田耕司も同情
2025.4.7 11:40バーに集まったイギリスのコメディー好きの前に勢いよく登場した安村。「今日は私の裸芸をお見せします」と英語で話してバスローブを脱ぐといつものパンツ姿になる。安村を知らない客もいるのか、もの珍し気な視線がステージに集まるなか、「私はパンツを履いています、でも裸のポーズができます」と、定番の前口上を言うと、静まり返る会場。「今日はイギリスの有名人の裸ポーズをお見せします」と、安村の芸ではおなじみの明るい曲調のBGMが店内に流れ始めた。
「まずはフレディー・マーキュリーの裸ポーズです」、「カモン!」と、マイクを持って歌うフリをしたのち、片足を挙げて「Hey!」。見事な裸にしか見えないポーズ。けれど店内は静まり返り、ひとつの笑いも起こらない。「安心してください、はいてますよ!」、決め台詞(せりふ)を言っても…やはり誰も、くすりとも笑わない
しかし安村の出番はまだ始まったばかり。切り替えて次は今回の旅で思いついた新ネタを披露。「次は、シャーロック・ホームズの裸ポーズ」「カモン!」、キセルを持って歩き回るふりをした後、上半身をかがめて「Hey!」。これまた素晴らしい裸にしか見えないポーズ。しかしおそらく安村のことを知っているだろう若者たち数人が少しにやけた程度。「次はバンクシーの裸ポーズ…」、まさに“針のむしろ”のような状態で約8分間、安村はポーズを決め続けた。

最悪の空気のなかでも、ネタは続ける