とにかく明るい安村 「スベリすぎて舞台袖でうずくまった」海外進出に成功するまでの険しい道のりを告白

2025.4.7 11:20
とにかく明るい安村の写真

芸人・とにかく明るい安村が5日放送の『Google Pixel presents ANOTHER SKY(アナザースカイ)』に出演した。今や世界的にも知名度を獲得しつつある安村。人気に火が付くきっかけとなった地、イギリス・ロンドンを訪問し、ここ数年の海外成功に至るまでの道のりを想起した。

ロンドンに着くと、人生を変えた会場へと向かう。到着したのは“Eventim Apollo(ハマースミス・アポロ)。ザ・ビートルズ、Queen、デヴィッド・ボウイなど、名だたるスーパースターたちがライブを行ってきた会場だ。2023年、この場所でオーディション型バラエティーショー、ブリティッシュ・ゴット・タレントの決勝戦が開催され、安村は日本人として初めて決勝に進出。一夜にしてスーパースターになった。

「ここでの準決勝・決勝がもう、大爆笑。今までの人生で味わったことない大爆笑と、スタンディングオベーション」と、日本を含めて芸人人生で一番ウケた会場と振り返る安村。「裸に見えるか見えないかっていうだけで、3000人が総立ちだったんですよ」と、幸せそうな笑顔で語る。さらにそんなロンドンでの公演について、「今までの芸人人生では感じたことない、味わったことない体験できたんで、人生が変わった感じがありましたね」と話すが、ここまでの道のりは決して平坦なものではなかった。

2000年に地元の北海道の幼なじみとともに、お笑いコンビ・アームストロングを結成。漫才やコントで売れたいと必死にもがき続けたが、2014年に解散。『とにかく明るい安村』としてピンで活動を開始した。安村はその時のことを思い出すと、「もう本当に難しかったすね。ピンになってネタやり始めて、マジでウケなくて」と語る。色々なネタに挑戦したというが全くウケず、スベリ続ける日々。「死ぬほどスベってたんです、マジで。舞台袖で本当に俺、うずくまっちゃって。スベりすぎて、もうネタやりたくなくて」と、限界まで追い込まれていたのだという。

そんな折にたどり着いたのが今の芸風。そのきっかけは、元AKB48の渡辺麻友の写真集だったのだとか。「心折れそうでしたけど、元AKBのまゆゆの写真集の表紙が体育座りしてるやつで、それ見て“これ現場では服着てるんだろうな、でも隠してんだな”と思って、これに曲とか付けたら面白そうだなと思ってやったんですよね」と明かした。そうして得た着想から試したネタが大当たり。今や海外でも大きな笑いを生む安村の代名詞となった。

そんな芸人人生を駆け抜けてきた25年、今年で安村は43歳になる。ちょうど今回旅のなかで誕生日を迎えるということで、番組スタッフと共に、ロンドンでお祝いをした。「43歳は…大爆笑!大!爆!笑!取ります!」と、どこでも、いつでも、とにかく明るく笑いを取り続ける。力強く、新たな年への抱負を語った。

とにかく明るい安村の写真

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写真提供:(C)日テレ

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