今から17年前に放送した『カンボジア学校建設プロジェクト』 東野幸治が現地をリポート「最終回だから“本当の東野幸治”見せてもいいのかな」『行列』

2025.4.4 10:15

そんな小学校の現状を、初めての2人ロケとなる東野と北村弁護士が現地リポート。移動の車中で、東野が「カンボジア担当、北村弁護士ですから」と振ると、「ロケ以外で5、6回来てますから」と答えた北村弁護士。そして東野が「初めて行った時と、今回はどうなんですか?」と尋ねると、北村弁護士は「道が全く違う」と、車を走らせるだけでも砂漠の砂嵐のようになっていた当時の荒れた道と、現在の舗装された道を比較し、驚いた様子。

そして今回、カンボジアの子どもたちとの触れ合いを楽しみにしているという東野は、「純粋無垢(むく)な子どもって、本当にピュアでいいですよ」と切り出し、「『行列』の中で、“心がない”っていうふうに勝手にキャラクターづけされてましたけど。最終回だから、“本当の東野幸治”、これ見せてもいいのかなと思って。俺がどれだけ子どもと上手にスキンシップはかれるか、ちょっと見といてほしい」と気合十分。

学校に到着すると、その様子を見た東野は拍手をしながら「初めて見る。うれしいな」とニッコリ。16年前に『行列』が建てた学校は今もキレイなままで、当時植えた木々も大きく成長し、暑さから子どもたちを守ってくれていた。そして当時139人だった生徒は、現在409人となり、先生も3人から15人に。さらに郡にある22校の中で高く評価され、この地域のモデル校になり、学校に通わせたい親が村に引っ越してくるほどに。

東野幸治、北村晴男弁護士の写真

生徒たちの前であいさつし、「日本から来ました、東野幸治といいます」と自己紹介すると、子どもたちが「コージ」と声を上げ、東野は「センキュー」と一礼。そこで「思っている以上に活気のある小学校で、ビックリしました」と感想を明かした東野が、「この学校好きな方、手を挙げてください」とお願いすると、教室にいる全員が元気よく挙手。東野と北村弁護士は顔を合わせ、「うれしいですね」と満面の笑みを見せた。

さらに図書館には、過去に小学校を訪れた、一青窈、プロレスリング・ノアのプロレスラーたち、市原隼人、小林麻央さんと子どもたちとで撮影した写真が飾られ、東野は「懐かしい」と感慨深い様子。そこで2017年にガンのため亡くなった小林麻央さんが、カンボジアを訪問した際のVTRを紹介。病気の母を持つ少女と交流を深める姿や、子どもたちにハーモニカを教える姿が、スタジオの涙を誘った。

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