小林千晃「スタジオで○○をしたんです」梅田修一朗「いい経験でした」ホラー作品ならではの○○とは一体…?TVアニメ『光が死んだ夏』AJ2025レポ
2025.4.1 18:30
3月22日(土)に東京ビッグサイトで開催された「AnimeJapan 2025」にて、今年夏から放送されるTVアニメ『光が死んだ夏』のスペシャルステージが行われた。『光が死んだ夏』は、マンガサイト『ヤングエースUP』(KADOKAWA)にて連載中の、新進気鋭のモクモクれんが手がける、青春のざわめきと恐怖が交錯する青春ホラー。平穏だった日常が、ある“ナニカ”をきっかけにじわじわと崩れ始め、やがて取り返しのつかない闇へと堕ちていく――。
イベントが始まると、キャラクターをイメージした衣装に身を包んだ辻中佳紀役・小林千晃とヒカル役・梅田修一朗が登壇。さらに、小林千晃のそばには、作中に登場する野良猫・メンチ兄貴の姿も。香箱座りで、しっかりと肉球まで再現されたその愛らしさに観客から笑みがこぼれた。
ちなみにメンチ兄貴はモクモクれんが監修したそうで、その完全再現されたフォルムから力の入れ具合が伝わってきた。梅田の手元には、原作でも異質な存在感を放つ“ドロドロ”型のカードが。同じカードを手にした観客も見受けられ、イベント開幕前から会場は独特な雰囲気が漂っていた。

「青春ホラーとはよくいったもので、ホラーがお好きな方も苦手な方も楽しめるような塩梅になっていて、その中にドラマ性がある。たくさんの方に楽しんでいただける作品だなと常々感じています」と作品の魅力を語った小林千晃。演じるよしきは、幼なじみの「光」が〝ナニカ〟に代わってしまったことを受け入れ、葛藤を抱えながらも共に日常を送る高校生。よしきについて問われると「(よしきたちが住む)クビタチ村には、今このステージの中にいる人数が村の全総数くらいというほど、すごく人が少ないんです。それゆえによしきの髪の長さから家庭環境について、どこに居ようとなにかを言われる。そんな村の狭い在り方という状況に辟易(へきえき)としつつも、その“想い”を吐き出すこともできない。等身大の、村にひとりはこういう子がいるだろうなというリアリティのあるキャラクターです」と、その魅力を語った。

梅田演じるヒカルは、半年前に禁足地の山中で行方不明になった「光」に代わって現れた、声や見た目はそっくりだが光ではない“ナニカ”……という不思議な存在。「よしきにとっての大事な友だちであるヒカル。謎の多い存在なのですが、ひとつ言えることは、よしきのそばにいたいと強く思っている男の子です。いろいろなことを新鮮によろこんだり、感じたり、疑問に思ったりする姿が魅力的なのかなと思っています」とコメントした。

また、小林千晃はイベント2日前に発表されたキービジュアルに「よしきの背中にはヒカルらしき姿が映ってる」ことにも言及。「ヒカルが太陽の当たる場所にいて、影になっているのがよしき」「これを見るだけでもいろいろなイメージが膨らむ、すごく秀逸なキービジュアルです。描かれている風景は美しいのに、それが逆に、ホラーとしての怖さを際立たせているようにも感じます」と話すと、 それに同意するようにうなずく梅田。「村の日常の中にあるちょっとした違和感に、ホラーを感じます。でもそれが普通になっているような描写も、ちょっと恐ろしくて。その緊張感が垣間見られるようなキービジュアルになっているのかなと」と続いた。
●追加キャストがサプライズ登場!
ここで『光が死んだ夏』のメインPV第1弾が初公開に。本作ならではの爽やかな青春ドラマと、背筋がひやりとするホラーが交錯する独特の世界観が映し出され、観客だけでなく、メインキャストの2人も一気に作品の中へと引き込み「鳥肌が止まらんです!」と梅田。本PVを彩っていた音楽がTOOBOEによるED主題歌「あなたはかいぶつ」であること、追加キャスト・スタッフが一挙発表となり、客席がざわつく場面も。

余韻が残る中「原作が持つ雰囲気と、夏という感じが伝わってくる映像というか……説明的ではなく、絵力と声の演出で、村で違和感があるような出来事が起こっている、という想像が掻き立てさせられるPVでしたね」と小林千晃。そして「最後のほうにキャストが載っていましたが……」と含みを込めて話すと「では、PVの中に登場していた、キャストの方々にも登場いただきましょう!」という司会者の声で、山岸朝子役・花守ゆみり、暮林理恵役・小若和郁那、田中役・小林親弘が登場した。
改めて、3人が演じるキャラクターについても紹介。花守演じる山岸朝子は幼い頃から、普通の人にはわからないものが〝聞こえる〟よしきのクラスメイト。〝聞こえる〟朝子に対して、普通の人にはわからないものが〝見える〟主婦なのが暮林理恵。そして、田中は「とある会社に属し、何かを調査しているらしき男。いつもひょうひょうとしていて掴みどころがない。連れているハムスターは相棒」と紹介されているが、「紹介文を見て分かる通り、何も言えないんです。謎の男ですね」と小林親弘。ちなみに相棒のハムスターは、キーキャラクターだそうで、ぜひ楽しみにしていてほしいと伝えた。