JO1初の韓国単独公演で「Love seeker」「BE CLASSIC」など4曲を韓国語で披露!〈ライブレポート〉
2025.3.31 19:00
グローバルボーイズグループ・JO1が、初のワールドツアー『JO1 WORLD TOUR JO1DER SHOW 2025 ‘WHEREVER WE ARE’』の韓国公演を3月29日、30日の2日間、ソウルのBLUE SQUARE MasterCard Hallで開催した。全6都市8公演を巡る本ツアーの締めくくりとなった今回の公演で、待望の韓国初単独ライブを成功させ、ツアーを完走した。
開演と同時に会場のビジョンに映し出された真っ赤な”WHEREVER WE ARE”の文字に、会場は緊張感と期待感に包まれた。11人のメンバーが堂々とステージに登場すると、「Love seeker」の韓国語バージョンで幕を開け、集まったJAM(ファンネーム)から大歓声が上がった。

ツアーのコンセプトに紐づく9THシングルのタイトル曲「WHERE DO WE GO」も韓国語で披露され、シンクロパフォーマンスと大人な色気で観客を魅了。「ICY」では、木全翔也、川西拓実、白岩瑠姫がサビごとにセンターを務め、青く照らされた艶やかな演出で会場を魅了した。
MCでは、豆原一成が韓国語で「今まで何度かソウルに来ましたが、こうして単独公演をするのは初めてなので、今日は本当に楽しみにしていました」と語り、金城碧海が「今日はステージをぶちかまします!」と気合いを入れた。

公演中盤、美しいストリングスが響き渡ると、会場には驚きの声が上がった。そして「BE CLASSIC」を初パフォーマンス、さらに韓国語での初歌唱というダブルサプライズでJAMを沸かせた。
「Blooming Again」と韓国公演限定の「OASIS」をしっとりと歌い上げ、その後「Trigger」「Rose」「SuperCali」「Walk It Like I Talk It」と怒涛のパフォーマンスを披露した。

アンコールでは「Lemon Candy」を披露し、会場全体をポップな雰囲気に包み込んだ。そしてメンバーそれぞれが韓国語で手紙を読み上げ、JAMへの思いを伝えた。リーダーの與那城奨は「ソウルでライブができて本当に嬉しく思います。これからもソウルでライブをたくさんします。みんな大好きです!みんなのことどれくらい大好きかというと、”ソルロンタン”(與那城の大好物で、牛の骨などを煮込んだ韓国のスープのこと)とマンドゥ(餃子)セットくらい大好き」と語り、ファンへの愛を韓国の料理に例えて表現し、会場の笑いを誘った。

最後の曲として、夢を追いかけることを諦めずに信じて、一歩ずつ歩みを積み重ねてきた日々の軌跡、未来の約束を歌った「Maybe Next Time」を披露。與那城が「カムサハムニダ(ありがとう)、サランヘヨ(愛してる)」と伝え、名残惜しそうにステージを後にし、ライブを締めくくった。
今回の韓国公演では、「Love seeker」「WHERE DO WO GO」「BE CLASSIC」「RadioVision」の4曲を韓国語で歌唱。メンバーは積極的に韓国語でコミュニケーションを取り、韓国語と日本語を織り交ぜた軽妙なトークで観客を巻き込み、大いに盛り上がった。
